先輩移住者インタビュー（石倉さん）

　遠距離恋愛をしていたのですが、結婚を機に移住することにしました。その時には主人が香取市の企業に就職していたので、香取市に移住すると決めていました。

　それまで香取市に縁はなくて、「香取市」と初めて聞いたときは香取慎吾が頭にうかびました。しばらくは二世帯住宅の空いた部屋で、大家さんと二世帯暮らしをしていました。その後、空き家バンクにあった今の家に引っ越しました。

　ずっとピーナッツが嫌いだったんですが、大家さんの友人だった大野農園さんのピーナッツを食べて、すっごい美味しくて、ピーナッツが好きになりました。野菜も美味しいです。近所の人も優しくて「引っ越してきた人でしょ」と話しかけてくれます。畑仕事終わりの方は、すれ違いに野菜をくれることもあります。
　夫が仕事で木を切ったり、地元の地主さんと関わるので、地元としても安心して迎え入れてもらっている感じです。サービス業なので土日祝日は働いていて、自治会の草刈りは行ける時だけ参加するのですが、行くと若い人が来たと喜ばれます。
　いい人達に恵まれていて、よそ者やMUSUBI画廊のような新しい取り組みに対しても否定的な感じがなく、「面白いね」と受け入れてくれます。新しいものを見てみようという意欲がある地域です。

　電波が悪いことです。WIFI入れないと何もできないし、電話が切れます。また、病院が近所にないです。でも、良い歯医者さんを見つけましたよ！

　他に困ったことは、草が生えること。草刈りが大変です。家が断熱ではないので、底冷えします。

　地元の人たちに聞きます。一番は前の家主さんに相談します。底冷えは、履く湯たんぽで温かく過ごしています。香取創業塾に参加しました。そこで紹介された、千葉県の相談窓口に無料オンライン相談があるので使っています。

　栗源を盛り上げるお店の一つになれればいいなと思っています。栗源には恋する豚研究所、道の駅くりもと、ローズガーデンがあり、ＭＵＳＵＢＩ画廊もオープンしました。この辺も、お店ができて賑わう可能性がある地域です。小さいお店が何店舗もあって面白い地域になれば良いなと思います。