先輩移住者インタビュー(並木さん)
更新日:2023年8月29日
並木 一茂さん
「13年間料理人の修行のち地元へUターン」
プロフィール
家族構成 | 母、妻、息子、自分 |
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どこから来ましたか? | 香取市→東京近郊各所→イタリア→香取市 |
移住して何年ですか? | 15年 |
移住前の仕事 | 大学生→料理人 |
移住後の仕事 | カーザアルベラータ オーナシェフ 中村屋商店 当主 |
香取市を選んだ経緯
実家は佐原の小野川沿いの中村屋商店です。明治時代の始めに来た家系です。畳表という畳の材料を扱う商売で、長男でしたので家業を継ぐようにと言われて育ちました。ところが、自分が大学生の時に畳表の商売をやめてしまい、大学を中退して料理人の修行をすることにしたのです。当時は「佐原を出て都会に行け」という時代でしたし、自分も田舎は嫌だ、都会の方が楽しいと思っていて結局13年くらい家を出ていました。ただ最終的には跡取りということで佐原に戻りました。
香取市に来て良かったところ
子供のころからいて当たり前と思っていたけど、佐原はよそにない風景だったと気が付きました。中村屋商店ということで地元では顔が利き、町おこしの仕事にも役立っています。
香取市に来て困ったこと
過疎化の影響を感じています。働く人、アルバイトも社員も、料理ができる人を探すのに苦心しています。また最近は観光客も少なく、佐原で観光客向けの飲食店をやっていくのは厳しい感触です。いかにコロナ前の水準まで戻していくかが課題と感じています。
困ったときの解決方法
町おこしとして地元や他の自治体の方と交流会をやっていて、そこで出会った方たちからご縁やインスピレーションをいただいています。
これからやりたいこと、今後の展望
現在、自分が中村屋商店の当主です。佐原の中村屋商店をつぶすわけにはいかないと思っています。飲食店以外を並行してやっていく必要があると思っていて、お店のデザインや厨房の導線を加味した設計、飲食店立ち上げのコンサルを始めようかと思っています。中村屋商店は時代に合わせて商売を変えてきた歴史があるので、自分も柔軟に考えていきます。
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