先輩移住者インタビュー(橋本さんご一家)
更新日:2023年6月5日
橋本さんご一家
「震災をきっかけに地元香取市へUターン」
プロフィール
家族構成 | ご主人、奥様、お子さん2人 |
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どこから来ましたか? | 東京 |
移住して何年ですか? | 12年 |
移住前の仕事 | ご主人:証券会社役員 奥様:主婦 |
移住後の仕事 | ご主人:金融関連会社と 総合農業会社の経営 奥様:会社員 |
香取市を選んだ経緯
ご主人が証券会社役員として寝る間も惜しんで働き続け、身体と家族に負担がかかっていた。ご主人はあと数年で寝たきりになると言われ、お子さんは喘息、奥様は精神疾患が現れた。震災を機に自己退社し、ご主人の香取市の実家に移住。
ネット環境があれば金融の仕事が続けられる上、東京に比べ経費も圧倒的に安いと考えた。また、同じ職場で働く、田舎の実家のない人が帰ってこられるような場所もつくりたかった。
香取市に来て良かったところ
家族の身体と心が回復した。ご主人は、自分の時間を自分で決められるところも良かったとのこと。
香取市に来て困ったこと
ご主人が子供のころ畑だった場所は草むらになっていた。高齢化、過疎化が進み、香取市の財政は厳しい。私を幼少期から凍えた両手で育てていただいた、先人の恩返しをしたい。
ご主人は学生以来のUターンで、身についた東京の思考パターンや文化の違いから、地域になじむのが難しかった。「失礼のないように」と、農家さん宅にスーツとオールバック、高級車で乗りつけ会ってもらえなかったことも。
困ったときの解決方法
地元有機農家(加瀬農園さま)には人生と共に土づくりの基本を常に相談にのっていただき、大変感謝しております。地上の星となりたいとおっしゃる加瀬さんのように、私は田舎者の星になりたいと思っています。
これからやりたいこと、今後の展望
香取市に人を呼んで移住者をふやしたい。自分たちのように、東京で心身ともに疲弊した人を助けたい。また、それを経営の柱にしたい。ゆくゆくは世界各地の友人と共に、世界の田舎をつなげていきたい。
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