文化財講演会「文化財を守るために」(現地見学会)を開催しました
更新日:2024年10月4日
令和6年度第1回文化財講演会「文化財を守るために」を開催しました
平山権宮司のご挨拶
香取市に所在する多くの指定文化財等への関心と、文化財の保存、活用について理解を深めていただくため、令和6年度第1回文化財講演会「文化財を守るために」を9月27日に開催しました。現在香取神宮で行われている香取神宮楼門塗り直し事業及び香取神宮防災施設整備事業について、現地見学会という形で開催しました。
講演会開催にあたっては、香取神宮様のほか、施工業者の小西美術工芸社株式会社様、八洲防災設備株式会社様にご協力いただきました。香取神宮神徳館で挨拶・事前説明を行い、その後、二つの事業の現地見学を行いました。
楼門塗り直しの事前説明
神徳館では、主催者及び香取神宮の平山権宮司よりご挨拶を賜りました。報告として、香取神宮の雪松権禰宜より「香取神宮の概要と式年神幸祭に向けた各種事業ついて」ご説明いただきました。また市担当より「香取神宮楼門塗り直し事業及び防災施設整備事業について」説明を行いました。
香取神宮楼門塗り直し事業関連では、小西美術工芸社担当者より香取神宮回廊で事前説明(写真)として塗り直しに使われる塗料や原材料などについてお伝えしたのち、楼門の仮設足場の中に入り間近で塗り直しの状況等を確認しました。
防火設備の自動放水銃 (前日確認時)
香取神宮防災施設整備事業については、八洲防災設備株式会社担当者より、放水に用いる新エンジンのほか、境内配管、消火栓、自動放水銃など、今回設置する機器とその機能についてご説明いただきました。
今回は現地見学の際に雨天と重なり、見学にあたって参加者が雨に濡れやすい状況になってしまったほか、足元がよくないため説明内容の変更などがありました。そうした中でも前向きな感想を多くいただき、参加者の関心の高さが伺えました。
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