文化財講演会「香取市の祭りと行事」を開催しました
更新日:2022年3月30日
令和3年度第2回文化財講演会「香取市の祭りと行事」を開催しました
香取市に所在する多くの無形民俗文化財等への関心と、文化財の保存、活用について理解を深めていただくため、令和3年度第2回文化財講演会を3月6日に開催しました。73名の参加者があり、新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただいた上で講演会を実施いたしました。
講演会では、小林稔氏(國學院大學研究開発推進機構教授/元文化庁主任文化財調査官)をお招きし、市内の祭礼行事や神楽などの事例を交えながら、全国的な視点から無形民俗文化財の在り方などについてご講演をいただきました。また、講演に先立ちまして、佐原高校郷土芸能部により佐原囃子の披露を行っていただきました。
小林講師の講演
佐原高校郷土芸能部の佐原囃子披露
講演内容
小林講師の講演では、前半は古来からの本来の意味での「祭りと行事」はどのような意味を持って行われてきたのか、なぜ必要とされてきたのかを説明いただきました。後半は香取市で行われいている祭礼行事や、日本のユネスコ世界遺産と無形文化遺産をご紹介いただき、民俗文化財や民俗学が今後地域のアイデンティティや地域の中核になる可能性への言及がありました。
また、佐原高校郷土芸能部は3年生にとって高校生活最後の披露の機会となり、すばらしい佐原囃子の演奏に、多くの拍手が送られました。
講演資料ダウンロード(パワーポイント:4,056KB)
新型コロナウイルス感染対策について
開催に当たっては、参加定員の抑制、座席間隔の確保、講演中の換気等の感染拡大防止対策を施したうえで実施しました。
参加者のみなさまには次のことについてご協力をお願いしました。
- マスクの常時着用
- 受付時の検温、参加者名簿でのお名前確認、手指消毒
- 大声での談笑等を控える
- 参加者同士距離を保ち、密集状態を避ける
このページの作成担当
生涯学習課 文化財班
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