文化財講演会「香取神宮式年神幸祭に向けて」（現地見学会）を開催しました

平山権宮司のご挨拶

　香取市に所在する多くの指定文化財等への関心と、文化財の保存、活用について理解を深めていただくため、令和7年度第1回文化財講演会「香取神宮式年神幸祭に向けて」を9月29日に開催しました。現在塗りなおし事業が行われている香取神宮拝殿、建て替えられた赤鳥居、また昨年度実施された楼門塗り直し及び防災施設整備事業の現場について、現地見学会という形で開催しました。
　講演会開催にあたっては、香取神宮のほか、施工業者の小西美術工芸社株式会社の関係者の皆様にご協力いただきました。香取神宮神徳館で挨拶・事前説明を行い、その後、三つの現場の現地見学を行いました。

防災設備・楼門の解説

　昨年度実施の防災施設整備事業については、市担当者より、放水に用いる新エンジン、境内配管、消火栓、自動放水銃などの機器類とその機能について、また同じく昨年度実施の楼門塗り直し事業について説明いたしました。