禁煙しましょう
更新日:2023年4月1日
たばこの健康への影響
たばこの煙には、ニコチンやタールをはじめ、約200種類の有害物質、約70種類の発がん物質が含まれています。これらの物質が、DNAに傷をつけたり、細胞に炎症を起こしたり、活性酸素を生じさせたりなど、からだに様々な悪影響を及ぼし、病気を引き起こします。特にがん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)はたばこの影響が大きく、喫煙関連3大疾患と呼ばれています。
たばこの煙の恐ろしさ 吸ってる人にも吸わない人にも知ってもらいたいこと(政府インターネットテレビ)(外部サイト)
受動喫煙の危険性を知っていますか?
たばこの有害物質は、喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、たばこから立ちのぼる煙(副流煙)の方に多く含まれています。周りの人が副流煙と喫煙者から吐き出された煙(呼出煙)を吸わされてしまうことを受動喫煙といい、その影響は深刻です。できるだけたばこの煙にさらされないように気を付けましょう。
たばこが原因の主な健康障害
能動喫煙
がん:鼻腔・副鼻腔がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、食道がん、肺がん、肝臓がん、胃がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がん
その他の疾患:脳卒中、ニコチン依存症、歯周病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸機能低下、結核(死亡)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、腹部大動脈瘤、末梢性の動脈硬化
2型糖尿病の発生
妊娠・出産:早産、低出生体重・胎児発育遅延
受動喫煙
大人:脳卒中、臭気・鼻への刺激感、肺がん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
子供:喘息の既往、乳幼児突然死症候群(SIDS)
厚生労働省「喫煙と健康,喫煙の健康影響に関する検討会報告書」より作成
禁煙にチャレンジしましょう
2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。医療機関で基準を満たす患者さんに対し、禁煙治療が保険適用になります。禁煙治療で貼り薬や飲み薬を使うことで自力でたばこをやめるよりも禁煙に取り組みやすくなっています。
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