実在する組織をかたる「フィッシングメール」にご注意ください！

　通販サイト、クレジットカード会社、携帯電話会社、宅配業者、金融機関など様々な企業になりすましてメールやSMS（ショートメッセージ）を送り、氏名、住所、パスワードやアカウントID、クレジットカード番号、暗証番号などの個人情報を詐取するフィッシングの手口が多く発生しています。
　被害を防ぐためには、あせらず冷静に不審なメールの真偽を見極めることが重要です。

　携帯電話会社より「料金の未納があります。このまま放置した場合は法的措置をとりますので、至急、下記リンク先より確認してください。」とメールが届いた。急いで添付されたURLをクリックし、住所やクレジットカード番号などを入力した。その後、クレジットカード会社より身に覚えのない請求書が届いた。

　宅配業者より「（重要）不在のため荷物を持ち帰りました。再配達の手続きをお願いします。」とメールが届いた。荷物を受け取るため、記載のURLをクリックして会員登録をしたところ、不正なアプリをインストールしてしまった。

「至急」「重要」「緊急」などと消費者の不安をあおるような件名には注意！　
　多くの場合、メールやSMSに記載のリンクから偽サイトに誘導され、個人情報の入力を求められます。個人情報を入力してしまうと、個人情報やクレジットカードなどを不正に利用される恐れがあります。もし、リンクにアクセスしてしまっても、個人情報は絶対に入力してはいけません。
　被害にあわないためには、記載されたリンクには安易にアクセスせず、事業者の正規のホームページなどで「フィッシング詐欺」に関する情報がないか確認しましょう。
　また、よく使うサイトをブックマークしておく、プロバイダーや携帯電話会社などが提供するセキュリティ対策サービスを活用する、クレジットカードの明細は定期的に確認するなど、日頃から対策しておくことも大切です。

「不審なメールやSMSが届いた」「身に覚えのない請求書が届いた」など、困ったときはお近くの消費生活相談窓口へご相談ください。

・香取市消費生活センター　電話：0478-50-1212
・消費者ホットライン（外部サイト）　電話：188（局番なし）
・千葉県消費者センター（外部サイト）　電話：047-437-0999