夏祭り:7月10日以降の金・土・日
秋祭り:10月第2土曜日を中日とする金・土・日
「佐原の大祭」夏祭りと秋祭り(ユネスコ無形文化遺産/国指定 重要無形民俗文化財)は、関東三大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有する。
日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定 伝統的建造物群保存地区)の中を家々の軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせる。
自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られている。
八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を10台の山車が曳き廻される。
一方、諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川の西側一帯(新宿地区)を14台の山車が曳き廻される。
「水郷佐原山車会館」では、夏祭りと秋祭りの山車が1台ずつ交替で2台展示されている。
リンク→水郷佐原山車会館
(別ウインドウで開きます)
小野川沿いの柳をかすめて通る山車。朝、町内を出発した山車は、まちなかを曳き廻されます。
曳き廻しを受け持つのは若衆(若連)。山車の運行はすべて若頭(かしら)の打つ拍子木(ちゃき)を合図に行われます。
狭い道路での曳き違いも腕の見せ所。拍手でお互いを称え合います。
全町内の山車が並ぶ年番引継ぎ行事。三年間の務めを終えた正年番が順列の最後尾につきます。
お祭りは大人も子どももみんなが主役。
祭の花形、梃子棒をもって山車を操る若衆。
夕刻になると、提灯をつけて夜支度。
曲曳きのひとつ「のの字まわし」。
本宿祇園祭、八坂神社にはたくさんの出店が立ち並び、賑わいます。
古い町並みを行く佐原の山車
平成28年12月に「山・鉾・屋台行事」33件の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、下記日程で祝賀山車曳き廻しを行いました。
開催日:平成29年4月29日(土曜日)、30日(日曜日)
佐原の大祭
さわらのたいさい
夏祭り:7月10日以降の金曜・土曜・日曜日の3日間
秋祭り:10月第2土曜日を中日とする金曜・土曜・日曜日の3日間
香取市佐原(夏祭り:本宿地区、秋祭り:新宿地区)
午前10時から午後10時まで
注釈:雨天決行。ただし、山車人形にはビニールシートがかけられる
【電車】JR成田線佐原駅下車
【自動車】東関東自動車道佐原香取ICから10分、大栄ICから20分
【高速バス】京成バス・千葉交通 浜松町・東京駅発佐原経由銚子行佐原駅北口下車
関鉄グリーンバス東京駅発鉾田駅行佐原駅等で下車
有り
(利根川河川敷臨時駐車場)1,000台・無料
お祭り関連グッズ各種
香取市商工観光課 電話:0478-54-1111(代)
水郷佐原観光協会 電話:0478-52-6675