富士山等の噴火に伴う降灰への備え
更新日:2025年9月3日
令和4年3月に、千葉県は「富士山等の噴火に伴う降灰対策に関する対応指針」(以下、「指針」という。)を策定しました。噴火による降灰は、皆さんの健康やライフライン等、生活に大きな影響を及ぼすため、地震や風水害への備えと同様に、平時から「自助」としての備えを心がけましょう。
「富士山等の噴火に伴う降灰対策に関する対応指針」の策定について(千葉県)(外部サイト)
降灰予測
国の中央防災会議に設けられた「大規模噴火時の広域降灰対策検討ワーキンググループ」による報告書では、千葉県や神奈川県が降灰分布の中心となるケースが示されています。本市周辺では2cm程度の降灰が予想されています。
大規模噴火時の広域降灰対策検討ワーキンググループ(内閣府)(外部サイト)
身体への影響
火山灰は、呼吸器系、目や皮膚への刺激など、健康に影響を及ぼします。
降灰時は、できる限り室内で生活し、外出が必要な場合はマスクをするなどの対策が必要です。
ライフラインへの影響
鉄道・道路交通や電気・水道・通信等のライフラインへの影響や家電・通信機器の故障等、皆さんの生活に大きな影響があるものと想定されます。
身を守るための具体例
降灰が予想される状況での対策
- ドアや窓を閉める
- 湿ったタオルをドアの隙間や通気口に置く。隙間風が入る窓にはテープを張る。
- 壊れやすい電化製品にカバーをして、周囲の火山灰が完全になくなるまでカバーを外さない。
- 下水がつまらないように、雨どいや配水管を排水溝からはずす。排水溝もつまらないように、火山灰と水が地面に流れるような状態にする。
降灰中の対策
- パニックに陥らず、冷静に行動する。
- 外出はなるべく控え、帰宅時は、うがい、手洗い、洗顔等を行う。
- マスクやハンカチ、もしくは衣類で鼻と口を覆う。
- コンタクトレンズは付けない。
- 可能な限り自動車の運転は避ける。
火山のデータ・資料(火山の活動状況)(気象庁)(外部サイト)
防災科学技術研究所の刊行物(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)(外部サイト)
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