鹿島市

更新日:2019年11月25日

鹿島市(佐賀県)

 佐賀県の南西部に位置し、東には有明海が広がり西は多良岳山系に囲まれた自然環境に恵まれた市で、福岡市と長崎市からはJR長崎本線で約1時間の距離にあります。

 1609年に鍋島忠茂が藤津郡内に知行を許されたことから鹿島鍋島藩が始まり、以後13代にわたり鹿島の地を治めてきました。

 昭和29年4月1日に当時の鹿島町・能古見村・古枝村・浜町・鹿島村の5つの町村が合併し鹿島市となり、翌30年3月1日に当時の七浦村(伊福を除く)を編入し、現在の鹿島市の形ができあがりました。

 年間280万人の参拝客が訪れる日本三大稲荷の一つ、祐徳(ゆうとく)稲荷神社や有明海の自然を生かした地域おこしのイベント「ガタリンピック」などがあります。

位置

〒849-1312 佐賀県鹿島市大字納富分2643番地1(市役所)

面積・人口・世帯数など

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提携のいきさつ

 本市には、かつて鹿島鍋島藩の領地があり、円通寺(上小川)には初代藩主忠茂の墓所が残っていることを縁として、昭和58年来、佐賀県鹿島市との行き来が始まりました。
平成24年に鹿島市に於いて、本市の誇る偉人、伊能忠敬翁の鹿島市測量200年を記念した事業が企画され、本市もこれに参加し、お互いの歴史的な縁、友好関係を確認することで「ふるさとの自然、歴史、文化を活かしたまちづくり連携に関する協定」の提携に至りました。
平成28年に本市が合併10周年という節目の年を迎えるにあたり、これまで培われてきた友好関係をさらに推進し、教育、文化、産業等の幅広い分野における交流を通じて更なる発展と互いの理解と連携を深めることを目的として「友好都市協定」を締結しました。

交通案内

鹿島市役所へのアクセス : JR長崎本線 肥前鹿島駅下車 約10分

特産品

 日本一の海苔として全国にその名を知られる有明海の海苔は極上の逸品です。また、有明海のやさしい潮風を浴び、丹精こめて育てられた鹿島みかんは甘くてジューシーな味わいです。

 多良岳山系の豊富な地下水と米づくりが盛んなことから、江戸時代から酒造りが盛んに行われてきました。鹿島の酒は全国でも最高の品質・味を誇り数々の賞を受賞しています。

 郷土玩具として広く受け入れられ、昭和38年・平成3年に年賀切手の図案に採用され、多くの人に親しまれてきた「のごみ人形」、鹿島鍋島家第9代藩主夫人、柏岡の方が伏していた病室の天井の網代文様が発祥とされ、明治40年にロンドンで開催された日英大博覧会に出品された「鹿島錦」などがあります。

主なイベント(例年の開催月)

 日本一干満の差が大きい(6M)広大な有明海の干潟を利用した、干潟の上で行う運動会。
 今まで、誰もが見向きもしなかった干潟を、地域の貴重な財産へと活用し、この干潟は日本でも珍しく、また、『鹿島』という地域の個性を表しています。

 佐賀県を代表する民俗芸能である面浮立(めんぶりゅう)など、地域の神社に奉納されるときにしか見ることができない市内の伝承芸能が、祐徳稲荷神社の特設ステージで一堂に会し披露されます。

 二十日正月に供える料理用のフナを取り扱う市で、全国でも珍しい市です。300年以上続く伝統行事で早朝から露店が並び、生きたフナや、フナを昆布で巻いて煮込んだ「ふなんこぐい」が売られています。この「ふなんこぐい」は恵比寿様や大黒様にお供えします。特産品などの店も多く並び、夜明け前から多くの人で賑わいます。

 市内の6つの蔵元が同時に蔵開きを行います。各蔵では酒の試飲販売の他様々な催しが行われ、また、肥前浜宿では「花と酒まつり」、矢野酒造では「鹿島発酵まつり」も同時開催。日本酒をはじめ発酵文化や歴史的な町並みをお楽しみください。

市内の主なスポット

祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)

 貞享4年(1687年)に創建されたもので、伏見稲荷、笠間稲荷とともに、日本三大稲荷のひとつです。耕作の神、漁業神、商工業者の守護神として信仰が厚く、年間280万人の参拝者があります。境内の命婦社は佐賀県の重要文化財に指定され、木彫り技法など価値が高いものです。

【住所】古枝

【交通】JR長崎本線「肥前鹿島」駅下車 (南東へ4.キロメートル)

肥前浜宿(ひぜんはましゅく)

 肥前浜宿は中世(鎌倉・室町時代)にさかのぼる古い歴史を持った町で、港町・宿場町として近世(江戸時代)から近代(明治・大正・昭和)を通じて栄えてきました。経済力と豊かな地下水、おいしいお米によって酒造りが盛んとなり、現在でも酒蔵が建ち並んでいます。

 平成18年4月21日に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

【交通】JR長崎本線「肥前浜」駅下車 南へ400メートル

道の駅鹿島

 自然の恵みを受けて丸々育った新鮮な旬の野菜や、有明海のおいしい魚介類などが満載。安全・安心をモットーに採り立ての新鮮さが自慢。地元のお土産品も揃います。

【住所】大字音成甲4427番地6

【交通】JR長崎本線「肥前七浦」駅下車 北へ約500メートル

交流状況

友好都市協定・災害時相互応援協定を締結しました

 本市が合併10周年という節目の年を迎えるにあたり、これまで培われてきた友好関係をさらに推進し、教育、文化、産業等の幅広い分野における交流を通じて更なる発展と互いの理解と連携を深めることを目的として平成28年4月23日に「友好都市協定」を締結しました。
 また、同時に災害時相互応援協定を締結しました。災害発生時に自治体相互に協力することは、相互の住民にとって大変に心強いものとなります。

鹿島市樋口市長(左)、宇井市長(右)

鹿島市の児童が香取市へ来訪

佐原の大祭夏祭り

 平成27年7月11、12日の2日間、「ふるさとの自然、歴史、文化を活かしたまちづくり連携に関する協定」を締結している佐賀県鹿島市の児童7名が香取市を訪れました。
 子ども達は交流のルーツである鹿島鍋島藩主のお墓参りへ上小川円通寺を訪れ、地元の方の歓迎を受けました。また、伊能忠敬記念館の見学では説明に耳を傾け、熱心にメモを取る姿が印象的でした。
 「佐原の大祭夏祭り」では、市内生徒との山車の曳き廻しの体験やウォークラリーなど子ども達の交流が図られました。
 これからも児童交流をはじめとした、様々な分野における両市の交流が、推進されることが望まれます。

第30回鹿島ガタリンピックに市内小学生が参加

 平成26年5月24日から26日の3日間、課題作文を応募し、選考された市内の小学6年生8名を「ふるさとの自然、歴史、文化を活かしたまちづくり連携に関する協定」を締結している佐賀県鹿島市へ交流員として派遣しました。
 子ども達は鹿島市役所を表敬訪問し、鹿島市長へ訪問に際しての抱負発表や13か国から約1,800人が参加した有明海の自然を生かしたイベント「鹿島ガタリンピック」へ出場、地元小学生との交流会にも参加しました。
 ガタリンピックでは団体戦に力を合わせて健闘し、個人戦では表彰台を独占。地元小学生とは短時間で打ち解け合い有意義な時間を過ごしました。
 子ども達は鹿島市を体感し、理解を深めるとともに、香取市の若い力を十分に発信してくれました。これからも両市の交流が益々深まることが望まれます。

 鹿島市役所を訪問。
 樋口市長はじめ皆様に盛大な歓迎をいただきました。

 地元の七浦小学校の児童と交流。
 素晴らしい思い出ができました。

 鹿島市の初夏の風物詩「ガタリンピック」
 みんな一所懸命、頑張りました。

 日本三大稲荷の祐徳稲荷神社にて。
 鹿島の歴史にも触れました。

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