サイパン市と姉妹都市協定を締結

更新日:2021年11月25日

サイパン市と姉妹都市協定を締結

令和3年10月29日に、アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島自治連邦区サイパン市と、姉妹都市協定を締結しました。姉妹都市・友好都市としては5都市目で、香取市にって初めての海外都市との締結となりました。なお、締結式はオンラインで行いました。

姉妹都市協定締結式

  • 日時:令和3年10月29日(金曜日)
  • 場所:香取市役所、サイパン市事務所(オンライン会議システムを使用)

宇井市長はあいさつで、新型コロナウイルス感染症の収束後の早期のサイパン訪問への意欲と、幅広い分野での市民レベルでの交流の活性化および相互理解と友好親善の一層の促進への期待を述べました。
また、サイパン市のデイビッド・アパタン市長は、「私たちが本日結んだ姉妹都市の関係は、香取市がサイパンの多様な文化について学び、サイパンが香取市の豊かな文化、歴史、商業について学ぶ、友好の懸け橋になる事を願っております」と述べられました。
なお、協定締結に際し、サイパン市から香取市へクールー(先住民族が伝統行事で使用するほら貝)が、香取市からは締結のきっかけとなった香取神宮楼門の切り絵が、それぞれ記念品として贈呈されました。

当日の次第(画像をクリックすると拡大されます)

締結までの経緯

香取市とサイパン市とのつながりは、第一次世界大戦まで遡ります。第一次世界大戦の際に、サイパンに「香取神社」が創建されました。太平洋戦争中に焼失しましたが、昭和60年(1985年)にシュガーキングパーク内に、『彩帆(さいぱん)香取神社』として再建されました。この再建以降、毎年、例祭が行われ、香取市からも香取神宮などの関係者の方々が現地に赴いています。また、例祭当日は、現地日本人会である北マリアナ日本人会主催の「秋祭り」が開催され、香取市より赴いた人たちと日本人会やサイパン市民との交流が行われています。

このような交流を背景として、平成30年に、サイパン市や日本人会から交流を進めたい旨の申出があり、令和元年にはサイパン市長一行が香取市を訪問されました。その後、日本人会主催の秋祭りで香取市の物産紹介を行うなど、交流を深めてきました。

そして、これまでの友好関係を更に推進するため、令和3年10月29日にサイパン市とオンラインによる姉妹都市協定の締結を行いました。

両市は今後、教育・文化・産業・スポーツなどの幅広い分野の交流を通じて、お互いの理解と連携を深めていきます。

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