第4次行財政改革大綱

更新日:2023年4月10日

 本市は、平成18年度を初年度として取り組んだ「香取市行財政改革大綱」から令和4年度までを推進期間としている「第3次香取市行財政改革大綱」まで17年間にわたり、絶え間なく行財政改革を推進してきました。

 この行財政改革の取組を通して、行政サービスの向上、市民協働の推進、組織機構の再編・統合によるスリム化、職員数の削減、民間活力の導入、事務事業の見直し等を実施し、行財政運営において一定の成果を上げてきました。

 しかしながら、今後、人口減による地域経済の縮小など、収入財源の縮小傾向は避けられない状況です。その一方で、施設の老朽化等による大規模改修や更新、少子高齢化に伴う社会保障関係費の増加は避けられず、合併特例債事業や過疎対策事業債事業の実施に伴う公債費は、今後一層増大していく見込みです。

 このため、限られた財源を有効に活用するために計画事業の取捨選択を適切に行うなど、実施事業の選択と集中を進め、今まで以上に計画的かつ効率的、効果的な行財政運営の確立を図っていく必要があります。

 このような中、市の最上位計画である第2次香取市総合計画・後期基本計画が令和5年度以降の新たな指針としてスタートします。この計画をしっかりと下支えし、実行性を高めるため「第4次香取市行財政改革大綱」を策定し、引き続き、更なる行財政改革の取り組みを進めることとし、限られた財源の中で、安定した行政運営を展開していきます。

基本理念

 行政を取り巻く環境が急速に変化する中で、今後ますます増加する新たな行政課題や市民ニーズに対応するとともに、これまで築き上げてきた個々の行政サービスの水準を将来的にも維持しながら、限られた経営資源の中で方針を定め、自立した行政を行うことが必要です。また、市民との情報の共有や、市民参画を通して「協働」のまちづくりを進めることが重要です。
 これまで実践してきた行財政改革を継続し、行財政運営の一層の簡素・効率化を図るとともに、市民ニーズを的確に把握し、限られた経営資源でより効果的にサービスを提供するため、第3次大綱に引き続き、「質の行政改革の実現」を基本理念とします。

基本方針及び推進項目

効率的・効果的な行政運営の推進

  • 行政サービスの向上
  • 民間の能力を活用した行政運営
  • 事務事業の整理・合理化

市民との協働によるまちづくりの推進

  • 各種団体との協働の推進
  • 市民参画の推進
  • 積極的な情報提供と地域プロモーションの推進

行政ニーズの多様化に応じた組織体制の構築

  • 職員の意識改革及び人材育成
  • 簡素で効率的・効果的な組織の整備
  • 職員の定員管理

持続可能な財政運営の確立

  • 持続可能な財政運営
  • 公営企業の健全経営
  • 未利用施設等の有効活用

推進期間

 令和5年度から令和9年度までの5年間

ダウンロード

第3次行財政改革大綱の取組状況

第3次行財政改革大綱に係る5年間(令和4年度は見込み)の取組状況を公表します。

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