府馬の大クス
更新日:2016年2月1日
府馬の大クス(国指定天然記念物)
府馬の大クス
水田に突き出した標高47mの丘陵地の坂道を登りつめた所に、どっしり構えている府馬の大クス。小さなお社が祀られている境内一面を枝が覆っているため、辺りは日中でもほの暗く、鳥居をくぐって一歩踏み込むや、巨樹の放つ「気」に圧倒されます。根は隆起し、幹は凹凸が多く、枝の張りは約16mから18mに及ぶ大樹大クスは、実はタブノキです。 周囲にも大きいタブノキの木が数本ある中、北方に一樹、斜めに成長している木を「子グス」と呼んでいます。今では独立した木のようですが、江戸時代の元禄年間に大クス北側の枝が地上に垂れて根を張った木です。
これらのタブノキがある宇賀神社は、宝亀4年(773年)宇気母知神を勧誘したことに始まる府馬地区でも古い神社です。一帯は府馬城跡で、中世、府馬氏が砦を構えていました。
なお、府馬の大クスは、大正15年10月20日に国指定天然記念物となり、また平成13年には環境省の「かおり百選」にも選定されました。
時期 | 通年 |
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場所 | 府馬2395 |
備考 | |
交通・アクセス |
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