日本一の焼きいも広場
更新日:2019年11月11日
日本一の焼きいも広場
焼きいもを無料配布!
栗源のふるさといも祭の誇るメインイベントである『日本一の焼きいも広場』は、栗源地域の特産品であるサツマイモ『紅小町』を100以上の籾がらの山でゆっくり焼き上げ無料開放します。
前日の夜、すくもの山に火入れを行い、籾がらを一晩かけて焼くと、朝真っ黒となったすくもの山となります。その中にいもを入れ、約2時間かけてゆっくり焼き上げたおいしい焼きいもを、来場者に無料配布します。
紅小町 ベニコマチ
サツマイモの女王
紅小町は『サツマイモの女王』と称され、ホクホクした食感と上品な甘さが醸し出す極上の味が自慢のサツマイモです。
昭和43年に千葉県農業改良普及所から新品種の「紅小町」が栗源町に持ち込まれ畑で試験栽培されました。ベニコマチは鮮やかな紅色で、昔ながらのホクホクした食感で、筋っぽさが無く「焼き芋にすると絶品!」と評価を得ました。以来、栗源町の農家による栽培がはじまり生産量が増え、地域の特産品として愛されるようになります。そして栗源はいつしか「ベニコマチの里」と呼ばれるようになりました。
しかしながら、病気に弱く栽培が難しい上、形状にもバラつきがあるなど、とっても気まぐれなサツマイモで、生産量が極めて少なくなっています。
おいしい焼きいもが焼き上がるまで
1 機材運搬・位置決め
前々日
いも祭では、前々日に全体準備を行いますので、焼きいも広場の準備も前々日に焼き芋部会全員で行います。
燻炭器(すくもを焼く機具)、もみ殻を会場に運び入れます。当日のお客様の流れを確認しながら、出入口や燻炭器の位置決めを行います。
また、種火とするスギ葉を山から集めてきます。
2 火入れ作業
前日 22時→23時
前日の夜、火入れ作業を行いすくもの山を作ります。
1山にすくも8袋、全部で100山以上作ります。開放時間に合わせて火入れ作業も分けて行います。
3 夜警(見回り)
当日 1時→3時
火の見回りや、すくもの山の状況の確認を行う為、見回りを深夜から朝方にかけて行います。
天候や風などによりすくもの燃えるスピードなどが変わる為、すくもの追加等を行い調整します。
4 焼きいも広場の朝
一晩かけて焼いたすくもの山は、朝方になると時間をかけてゆっくりといもを焼くのにちょうどよい熱を持った、真っ黒な山と変わります。
5 いも入れ作業
8時→10時
いも入れ作業も、開放時間に合わせて2回行います。
すくもの山は地面に近いほど温度が低いため、大き目のいもは上段へ、小さ目のいもは下段に入れます。厚手の皮手袋をしていてもとても熱いです。
6 焼き上がり
いもは大きさや太さによって異なりますが、真っ黒に焼けたすくもの中で、約2時間ゆっくり時間をかけて焼きあげます。いもの焼きあがり具合を確かめながら山を崩します。
開いたすくもの上にいもをのせ保温します。
7 焼きいも広場開放
10時30分→12時30分
いも広場スタッフが、すくも1山に40人の来場者を誘導します。皆様に美味しく食べていただくために、このような方法をとっています。
焼き上がりにムラがある場合がありますが、ご容赦くださいね。
このページの作成担当
農政課 生産振興班
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