外来カミキリムシ(クビアカツヤカミキリなど)にご注意ください!

更新日:2025年7月15日

【特定外来生物】クビアカツヤカミキリなどの外来カミキリムシについて

「クビアカツヤカミキリ」、「ツヤハダゴマダラカミキリ」、「サビイロクワカミキリ」の3種は、外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されています。
これらの「外来カミキリムシ」は、公園、学校、農地、森林等の樹木に寄生し、幼虫が樹木内部を食い荒らして枯らしてしまうため、倒木などによる人的被害や農業被害、自然景観や生態系への悪影響を引き起こすことが懸念されています。
特に、「クビアカツヤカミキリ」と「ツヤハダゴマダラカミキリ」の2種については、香取市内での確認事例はありませんが、すでに県内で発見されており、今後、侵入してくる可能性があります。
「外来カミキリムシ」の被害を防止するためには、早期発見と早期駆除が重要ですので、発見した場合は、速やかな通報と駆除をお願いします。
(注釈)特定外来生物に指定された生物は、飼養、保管、運搬等が禁止されています。

「クビアカツヤカミキリ」について

平成30年1月に、特定外来生物に指定されました。
令和6年柏市で発見され、今後被害が拡大するおそれがあります。

クビアカツヤカミキリの特徴 

  • 体長は約2.5から4センチメートル程度。
  • 全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている。
  • サクラ・ウメ・モモなどの樹木に寄生し、細長いかりんとう状のような木くず(フラス)を排出する。
  • 幼虫は樹木の内部で2~3年過ごし、成虫は6月頃に樹木から出現し、交尾や産卵を行う。

クビアカツヤカミキリの見つけ方

フラス(食べた木くずと糞が混じったもの)をご確認ください。
クビアカツヤカミキリの幼虫は、4から10月の活動期、2から8ミリメートルのフラスを樹木の幹から落とします。他のカミキリムシと異なり、細長いかりんとう状のフラス(状況によりバラバラなこともあり)を排出します。

「ツヤハダゴマダラカミキリ」について

令和5年9月から、「ツヤハダゴマダラカミキリ」は特定外来生物に指定されました。
「ツヤハダゴマダラカミキリ」は、令和4年に野田市で発見されており、今後侵入してくる可能性があります。

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴 

・体長は約1.7から4センチメートル程度。
・多種類の樹木に加害すると知られている。
・成虫は5から10月に出現する。

外来カミキリムシを発見した場合

  • 速やかに、千葉県生物多様性センター(043-265-3615)へご連絡ください。

(通報いただきたい情報:発見日時、場所、発見時の状況、写真)

  • 成虫を発見した場合、踏みつぶす、叩く、殺虫剤により処分するなどその場で駆除してください。

被害拡大防止のためご協力をお願いいたします。

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このページの作成担当

環境安全課 環境班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所3階)
電話:0478-50-1248 
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