日本遺産 北総四都市江戸紀行の案内チラシの配布

更新日:2024年2月7日

日本遺産 北総四都市江戸紀行 案内チラシを配布しています

 江戸を支え、江戸と共に発展した北総四都市。江戸の影響を受けながらも独自に発展したこれらの都市には、今も江戸の情緒が残されています。
 平成28年(2016)佐倉・成田・佐原・銚子の四都市が、「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」-佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的な町並み群- として日本遺産に認定されました。この四都市は江戸との交流の中で、江戸の影響を受けながらも、城下町の佐倉、門前町の成田、商家町の佐原、港町の銚子という特色ある独自の発展をとげました。四都市では江戸時代から変わらない町並みと、祭礼などの伝統文化を今も見ることができます。
 このうち香取市内の日本遺産を構成する文化財について、その概要を案内チラシとしてまとめました。市内の散策などにご活用いただけると幸いです。


日本遺産の構成文化財

代表的文化財

 香取市には、日本遺産の代表的な構成文化財として次のようなものが挙げられます。
 商家の街並みが残る佐原の町並みが県内唯一の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、同地区を中心に行われる佐原の山車行事はユネスコ無形文化遺産に登録されています。佐原で名主をつとめた伊能忠敬は全国測量地図を初めて作成し、地図のほか測量器具などを含めた伊能忠敬関係資料は国宝です。古来より鎮座する香取神宮は、元禄13年(1700)に江戸幕府が造営した本殿・楼門をはじめ、国宝の海獣葡萄鏡など数多くの貴重な文化財を有しています。

多様な構成文化財

 市内の佐原地区周辺では、香取神宮周辺に室町時代に創始された古武術・天真正伝香取神道流やその創始者である飯篠長威斎の墓があります。津宮地区にはかつての香取神宮参道の入口や船の往来の目印として常夜燈が、牧野地区には伊能忠敬の墓など多くの文化財を有する古刹の観福寺があります。

 また、小見川地区周辺には、幕末の佐倉藩などで活躍し順天堂医院(後の順天堂大学)を開設した佐藤尚中の誕生地や、江戸中期に歌舞伎の名優として名を馳せた初代松本幸四郎の墓があります。
 

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このページの作成担当

生涯学習課 文化財班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所5階)
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