医療機関の適正受診のお願い

更新日:2024年2月7日

医師の働き方改革

 これまでの医療は、医師の長時間労働に支えられてきました。今後、高齢化に伴う医療需要の増加や医療の高度化、少子化に伴う医療の担い手の減少が進む中で、医師に対する負担がさらに増加することが予想されます。こうした中、医師が健康に働き続けることのできる環境を整備することは、医師本人にとってはもちろん、提供される医療の質・安全を確保すると共に、持続可能な医療提供体制を維持していく上で重要です。
 令和6年度から、医師の時間外・休日労働時間に対して、上限規制が適用される「医師の働き方改革」が始まります。誰もが必要な時に、安心して適切な医療を受けられるようにするには「上手な医療のかかり方(医療機関の適正受診)」が大切になります。

上手な医療のかかり方

 例えば、少し具合が悪いなと感じた時、自宅から近いから、大きな病院だと安心だからなどの理由で、大きな病院に紹介状なしで受診すると、通常の診療費に加えて特別料金がかかります。また、大きな病院には多くの人が予約して受診するため、軽傷での急な受診は待ち時間が長くなります。同様に、夜間・休日に受診する場合も、診療費は通常よりも高く、待ち時間も長くなる傾向があります。
 具合が悪い時は、まずかかりつけ医に相談するなど、上手な医療のかかり方をすることで、金銭的負担、時間的負担、そして医療機関の負担も軽減されます。

夜間や休日を避け、通常の診療時間内に受診しましょう

 本来、救急外来は、救急患者や突然重篤な症状となってしまった人のためにあります。また、限られた少ない人数の医療従事者で対応しています。不要不急な受診が増えると、医療従事者が疲弊すると共に、本当に必要な人が適切な医療を受けられなくなってしまいます。
 比較的症状が軽い時に、仕事や用事を調整して、できるだけ日中の診療時間内に受診しましょう。夜間・休日に受診するかどうか迷った時は、「いざというときの急病診療・電話相談」の利用を検討してください。

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