先輩移住者インタビュー(石崎さん)

更新日:2023年6月19日

石崎 涼太さん

「テレワークしながら農業を勉強、若手移住の先駆者を目指す」

プロフィール

家族構成

一人暮らし

どこから来ましたか?

東京

移住して何年ですか?

2ヶ月

移住前の仕事

会社員(コロナでテレワークへ)

移住後の仕事

会社員(テレワーク)、見習い有機農家

香取市を選んだ経緯

 東京で暮らす中で、消費者であり続けることに疑問が湧いてきました。そこにウクライナ危機の影響による物価の高騰や、卵が買えない時期が重なりました。消費者から生産者になり、自分で生き抜く力をつけたいと思いました。

 東京では私のような若い人が夢を見られないし、夢を見る場所がありません。私が先駆者、ファーストペンギンになり、若い人たちが活躍できる場所を地方につくりたいと思っています。

 香取市は、叔父の勉強会を通してご縁をいただきました。「農業をやるなら移住したほうが良い」と、香取市の農家さん達の後押しをいただき、仕事もテレワークでどこでもできるという感覚も重なり、移住を決めました。

香取市に来て良かったところ

 生活費、特に食費が減ったところです。都心では野菜、肉、卵、乳製品はスーパーで買いますが、こちらでは農家さんやそのご両親から野菜をいただいています。

 また、その中で良かったなと思うのは、お裾分けの精神を学ぶことができたことです。自分も早くお裾分けができるようになりたいと思います。

 それから、加瀬農園さんのニンジンジュースと出会えたこと。33年間生きてきて、忘れられない美味しさです。

香取市に来て困ったこと

 都市から地方に引っ越した中で、人生も含めて、道しるべがないことです。同じ境遇の若手や先達がなく、どうすればいいか困りました。

困ったときの解決方法

 農業を教わっているながら倶楽部さんに聞く、有機農業は加瀬農園さんに聞く。心の在り方、人への接し方は叔父に相談するなど、多くの方に相談しています。私の年代はすぐにネット検索に頼る世代ですが、人に相談することの大切さを感じています。

これからやりたいこと、今後の展望

  1. 自分で作物をつくれるようになりたい。
  2. 都心で漠然とこのままでいいのか考えている、情熱のある若い人を集められるコミュニティを作りたい。
  3. 作物をもとにしたコンテンツの情報発信をしたい。都心では農業体験をする機会がありません。種まきから収穫までの過程を経験し、生産者になる意識を芽生えさせられればと思っています。
  4. 縄文時代のようなお互いの顔が見える、大人全員が生産者のようなコミュニティを形成したい。

 農業に漠然と興味をもっている若い知り合いはいますが、自分は知識はまだないし、教えられる立場にもありません。まずは自分が学んでいきたいと思います。

 従来の農家像を目指すのではなく、地域と人をつなぐ役割をやりたいと思っています。主体的に行動して、希望の火付け役になり、なくてはならない存在になるのが目標です。

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