サイパン市

更新日:2022年2月7日

サイパン市(アメリカ合衆国)

正式名称は、アメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島自治連邦区サイパン市(U.S.Commonwealth, Commonwealth of Northern Marianas Islands, Municipality of Saipan)です。北マリアナ諸島自治連邦区の首都も、サイパン市のススペにあります。
香取市から直線距離で約2,800キロ、成田国際空港から直行便で約3時間30分の場所に位置しており、時差は1時間です。サイパン島の広さは約116平方キロメートルなので、自動車で2時間もあれば島全体を巡ることができます。
年間の平均気温は27℃、主要産業は観光で、スキューバダイビングのメッカになっていることもあり、落ち着いて自然を満喫することができます。
現地に日本企業も多くあるため、現地日本人会として北マリアナ日本人会が組織されています。

提携のいきさつ

香取市とサイパン市とのつながりは、第一次世界大戦まで遡ります。第一次世界大戦の際に、サイパンに「香取神社」が創建されました。太平洋戦争中に焼失しましたが、昭和60年(1985年)にシュガーキングパーク内に、『彩帆(さいぱん)香取神社』として再建されました。この再建以降、毎年、例祭が行われ、香取市からも香取神宮などの関係者の方々が現地に赴いています。また、例祭当日は、現地日本人会である北マリアナ日本人会主催の「秋祭り」が開催され、香取市より赴いた人たちと日本人会やサイパン市民との交流が行われています。
このような交流を背景として、平成30年に、サイパン市や日本人会から交流を進めたい旨の申出があり、令和元年にはサイパン市長一行が香取市を訪問されました。その後、日本人会主催の秋祭りで香取市の物産紹介を行うなど、交流を深めてきました。
そして、これまでの友好関係を更に推進するため、令和3年10月29日にサイパン市とオンラインによる姉妹都市協定の締結を行いました。
両市は今後、教育・文化・産業・スポーツなどの幅広い分野の交流を通じて、お互いの理解と連携を深めていきます。

名所・史跡など

サイパンは透明度の高い海が有名ですが、太平洋戦争時には戦渦に巻き込まれており、慰霊碑も多く建てられています。そのうち、サイパン島北部にあるバンザイクリフおよびスーサイドクリフは、在留邦人が集団自決した場所として歴史に刻まれています。
また、日本統治時代に南洋庁の病院だった場所が、現在では博物館として改修されています。

CNMIミュージアム
南洋庁の病院跡地に建てられた、CNMIミュージアム

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