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カトリノ郷物語vol.3 シャインマスカット

更新日:2020年8月28日

カトリノ郷物語 生産者の香取孝禎さんが語る、その後


このコラムは、以前、香取市ホームページの「カトリノ郷物語ぷらす 」に登場した生産者の「その後」にフォーカスしてご紹介します。

写真左からシャインマスカット、クイーンニーナ、巨峰
左からシャインマスカット、クイーンニーナ、巨峰

インタビュー2020年夏

Q:今年のぶどうの出来は?
A:就農してから9年。一貫して良品質のぶどうを提供することにこだわり続けて生産していますが、去年の台風15号で、ハウスが潰されるなど大きな被害となり、春先までは復旧作業に追われてきました。そのため、冬場から春先にかけて、一部の暖房設備が使えなかったことと、長い梅雨の影響で日照不足となり、ぶどうの生育を心配していましたが、その後の猛暑で照りが良くなり、例年の品質まで戻
ってきました。「いつもと変わらず美味しいぶどうだね」と、消費者の皆さんからの声をいただき、ホッとしています。

Q:現在の主力品種は?
A:当初の目標どおり、シャインマスカットが主力です。あわせて巨峰(種有り、種無し)や瀬戸G、クイーンニーナ(糖度が高い赤い皮の品種)も生産量を増やしています。ここ数年で品質が向上し、軌道に乗ってきました。

Q:今後の目標は?
A:品質向上を追求するのはもちろんのことですが、お客様の声を大事にして、消費者に寄り添った経営をしていきたいです。食べやすさが売りの種無し巨峰も、近年ニーズが増えているので生産量を増やして応えていきたいですね。また、ご高齢の方や障がいのある方でも快適に使っていただけるよう、今季、直売所のトイレを洋式化しました。また、インスタグラムなどのSNSを活用し、皆さんから気軽に感想やアドバイスをいただけるようにしています。これからも、より新鮮なぶどうをお届けできるよう頑張っていきたいと思います。

未来を(ひら)くブドウ――

広報かとり平成27(2015)年7月号に掲載された情報です

マスカットの写真

香取 孝禎(たかよし)さん(伊地山)

就農して4年、両親のブドウ園の一角を任され、試行錯誤しながら味の良いブドウ作りに取り組んでいる。
以前は子どもたちにカヌー指導やプラネタリウムの案内をしていた香取さん。“シャインマスカット”との出会いが就農の決め手となった。

まだ見ぬ美味しさを語り明かす

 香取市内、数あるブドウ農家の中で注目したのは、就農して4年になる香取さん。若手の参入は業界の望むところ。どんな経緯で、ブドウを手掛けるようになったのだろうか。

 「(家がブドウ農家だから)ずっと、いつかはやるんだろうなと思ってました。でも、ブドウで生計を立てていくのは大変だろうとも感じていて、別の仕事をしながら、ブドウ専業に踏み切るまでずいぶん迷いました」
 ちょうどその頃、まるごと食べられるブドウが流行(はや)り出していた。中でも“シャインマスカット(以下シャイン)”との出会いは、就農に迷っていた香取さんにとって光明となる。
 「これならいける!って思いましたね。“シャイン”は、皮ごと食べられる種無しブドウなので、一口かじってみたら、パリッと皮が破れてマスカットのいい香りが鼻に抜けるんです。黄緑色の見た目からは想像できない甘さも特徴でギャップに驚きました。ブドウでいける見通しがついたのは、コイツがいたから。これからは“シャイン”ですよ」
 印象的なのは、“シャイン”のことを話す生き生きとした表情。
 「実際“シャイン”の作業をしている時が一番面白い。粒の大きさ、房の形なんかを眺めて、どういう風に成長するかなって予想しながら、楽しんで仕事をしています」
 充実した様子だが、もちろん最初から上手(うま)くいった訳ではない。
 「父からブドウ園の一角を任せてもらい、“シャイン”のほか“瀬戸ジャイアンツ(以下瀬戸G)”と“巨峰”を作り始めました。ノウハウは教えてもらえるけど、それでも1年目は外してしまって、難しさを実感しましたね。特に“瀬戸G”は、枝が伸びては枯れて、なかなか実が生らなかった」
 その“瀬戸G”は、消費者の声を反映して作り始めたと聞く。
 「そうです。お客さんから『この品種、おいしいから作ってよ』と要望があって、始めたのがきっかけ。そういうこともあるんです(笑)。それで、できあがったブドウを食べて、本場の岡山産にも負けないって言ってもらえたのは良かった」
 容易ではないにもかかわらず、屈託ない笑顔で答えてくれた。消費者の声を大事にする生産者は多いが、こうして目に見える形でニーズに応えてくれるのはうれしい。任された一角で、どの品種にも目をかけつつ、商品価値を信じた“シャイン”には一際の情熱を注いでいる。

 これからの展望として“シャイン”の規模拡大を挙げた香取さん。ホームページ上で、逸品のブドウを紹介するほかに、活動状況も発信している。こうしたネットを利用しての販売など、今後、若い作り手がどんな新しい発想で、こだわりのブドウ作りに取り組んでいくのか目が離せない。“シャイン”の最盛期は盆の頃というから、贈答用にも喜ばれそうだ。

シャインマスカット

道の駅水の郷さわら、直売所で購入できます。ブドウ狩りができる時期や種類は要確認。
香取ぶどう店
電話: 0478-59-1888
http://katorigs.com

▼シャイン(左)と瀬戸G(右)は粒の形で見分ける!
 桃に似た果形の方が瀬戸G

このページの作成担当

秘書広報課 広報広聴班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所4階)
電話:0478-50-1204 ファクス:0478-54-7140

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