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カトリノ郷物語vol.17 おがちゃん家のコシヒカリ

更新日:2016年9月15日

家族で手に入れた 最優秀賞

広報かとり平成28(2016)年9月号に掲載された情報です

おがちゃん家のコシヒカリの写真

尾形好理さん(香取)

 平成19年に就農し、家族と共に米、葉たばこ、ブロッコリーを作る。米は農薬、化学肥料が通常の半分以下の千葉エコ米(コシヒカリ)を栽培。
平成27年度の香取市食味コンテストで、食味値(標準70点)が80点以上の生産者が複数いる中で最優秀賞を受賞した。

まだ見ぬ美味しさを語り明かす

 昨年度初めて開催された市主催、米の食味コンテストの初代最優秀賞受賞者で、家族ぐるみで農作業に勤しむ尾形さんに話を伺った。
「グランプリを取るとは思っていなかったので、本当にうれしかったです。でも受賞するんじゃないかって直感的に感じてもいたんです」
 居間には祖父が受賞した水稲食味共進会での表彰状がたくさん飾られ、代々培われてきた技術の高さが米の評価を裏付けている。香取神宮のお膝元にある田で作っているのはコシヒカリ、ふさおとめ、ふさこがねの3品種だ。
 高校時代は、憧れの消防士になるか、農業を継ぐかで迷った時期もあったそうだ。しかし、早朝から夜遅くまで農作業をしている両親を見て、少しでも力になりたいと思い、卒業したら就農しようと決意したという。しかし、父は母校でもある農業大学校への入学を勧め、「まずは仲間を作ってこい」と背中を押してくれた。
 農業大学校を出て就農してからは、徐々に農機も充実させ、道の駅やスーパーへの出荷も始めた。収穫期は稲の刈り取りを尾形さんと母が行い、籾すりを父と祖母が担当する。妻や弟も休みの時には手伝い、家族総出で効率よく行っている。その中心に尾形さんがいる。
 それでも当初は、早く家族の力になりたいと思いながらも、田植機で植えた苗が父のようにきれいな直線にはならないことに歯がゆさを感じたり、間が悪く機械が故障してしまって落ち込んだりしたことが多々あった。そこで、「田植えノート」という作業日誌を作り、形状も違えば、水はけの良さや土壌も違う各々の田の特徴や作業を書き留め、研究したという。
「以前は、家族を助けたいという気持ちばかりが大きかったのですが、現在は妻や子どもたちを養うために頑張りたいという意識に変わりました。親はいて当たり前と思いがちだけれど、一日仕事をこなすだけでも大変なのに、銚子まで通っていた高校時代は早朝から夜遅くまで部活動に打ち込んでいた自分を支えてくれて…。こうやって食べさせてくれていたんだって、親になって初めて気づきました」
 毎年、米袋には尾形さんと二人の息子の写真を貼っている。これは、母の発案だ。生産者の顔を見せたいということもあるが、常連さんにも自分たちの成長を見てほしいという願いも込めた。特に長男は、機械の音がすると庭に駆け出してくるほど農機が好きで、トラクターや田植機に乗せると大喜びするのだそうだ。
 今年の6月は、操法大会に消防団の部長として出場した。仕事の合間を縫っての訓練は大変だったという。安堵したのもつかの間、7月からは、葉たばこの収穫が最盛期を迎え、早朝からの作業が続いた。そして、就農して10年目の今年12月、食味コンテストでの連覇を狙う。
「昨年の最優秀賞がまぐれではなかったと証明したいです」

おがちゃん家のコシヒカリ

道の駅水の郷さわら、スーパーセイミヤなどで購入できます。
電話で注文も受け付けています。
電話:0478-57-1400

このページの作成担当

秘書広報課 広報広聴班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所4階)
電話:0478-50-1204 ファクス:0478-54-7140

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