カトリノ郷物語vol.26 スーパーグリーンベルト
更新日:2017年7月1日
磨きをかけたニラ
広報かとり平成29(2017)年7月号に掲載された情報です
菅谷 幸一さん(府馬)
専門学校卒業後、20歳で就農。祖父の代から続くニラ栽培を、父母、祖母と従業員とで継承する。平成25年からは風土村社長も務める。
今から30から40年前、山田地区ではニラの栽培が盛んだった。とりわけ、その品質と出荷数で群を抜いていたのが菅谷家だ。業者が買い求める、その質の高いニラは、当時から同じ品種だという。
「ニラは品種改良が進んでいて、生育期間が短く作りやすい品種もあります。でも私は、今あるものを磨く方が性分に合っていたんです。それに、ゆっくり丁寧に育てた方が味も濃くておいしいからね」
菅谷さんは、風土村社長という顔もある。
「風土村は都会から来た人も多く利用しています。新鮮な野菜を味わうだけでなく、土のにおいや強風などの自然環境など、リアルな農業も知ってもらいたい。また、若い人には、どんどん農業に参入して新しいことにも挑戦してほしいですね。現状を知ってもらいながら、『農業もいいな』と選択肢として考えてもらえる環境づくりをしたいです」
全盛期と比べ、農業者の減少を感じるが―
「香取は東京に近く農産物がよく育つ土壌もある。勝負できる場所だと知って、農業に前向きな気持ちになってくれる人が増えればうれしいですね」
スーパーグリーンベルト
通年、風土村で購入できます。香りが強く味が濃い。おひたしやナムルでも美味。
青々として伸びやかなニラ
ニラを束ねる
袋入りのニラ
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