カトリノ郷物語vol.46 寝た芋本舗 芋けんぴ
更新日:2019年3月5日
芋問屋謹製 贅沢芋けんぴ
広報かとり平成31(2019)年3月号に掲載された情報です
株式会社芝山農園
篠塚 佳典さん(福田)
平成24年に実家の株式会社芝山農園を継ぐ。農業の新しい形を提案しながら、地域をブランド化するべく地方ならではのアイデアを生かした商品開発を行う。
「一般的な芋けんぴは、いわゆる焼酎芋と呼ばれる安価で風味が弱い品種を使っていることが多く、砂糖の甘さで食べているイメージがあったんです」
そのイメージを覆すべく、身がしっかりとした香取市産のベニアズマを使い、自社のカット工場に半年間こもって揚げ時間と食感のバランスが両立したカット方法を研究。芋の風味を損なわないよう、こだわりの米サラダ油を使い手作業で丁寧に揚げる。
「味付けは控えめにして、芋の甘さを味わってもらえる芋けんぴになっています」
シンプルなプレーンのほか、塩、シナモン、唐辛子、青のり、ブラックペッパーの5種類の味があり、消費者の好奇心をくすぐる。
「女性にはシナモン、男性にはおつまみ代わりに青のり、ブラックペッパーなどが人気ですね」
季節限定の味もあり、4月には塩漬け桜味を売り出すなど、季節感も楽しめる商品となっている。
「そのほか、日本全国の芋を使ったご当地芋けんぴも始めます。まずは、佐原のさわらっ子、栗源の紅小町、成田の愛娘を使ったものを発売予定です」
日本全国の芋の味を食べ比べられる日は近い。
寝た芋本舗 芋けんぴ
道の駅水の郷さわら、道の駅くりもとのほか、自社ホームページ、「寝た芋本舗」ボンベルタ成田店で販売している。
ショーケースの中に6種類の芋けんぴが並ぶ
こだわりの米サラダ油で少量ずつ揚げる
味付けは控えめに、丁寧に
季節限定商品も販売(4月は塩漬け桜)
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