カトリノ郷物語vol.44 焼き芋 甘熟べにはるか
更新日:2019年1月1日
ミニサイズに濃厚な甘み
広報かとり平成31(2019)年1月号に掲載された情報です
株式会社さつまいもの石田農園
石田
300年以上続くサツマイモ農家の8代目。プロデュース第1号となる甘熟べにはるかは、ちば香取すぐれものコンテストで最優秀賞を受賞。
「サイズが大きいと、残したらどうしようって買うのをためらうことってありますよね。焼き芋“甘熟べにはるか”は、ちょっと食べるのにちょうど良いサイズなので、女性やお年寄りに好評なんです」
そう語る石田さんは、自身を芋プロデューサーと称する。就農前の3年間、都内の商品PRのコンサルティング会社に勤め販売戦略に精通。栗源地区の冬場の日中と夜間の寒暖差が大きいことに注目し、芋にストレスを与えることで甘みを増す独自の貯蔵方法を生み出した。包装袋は、和紙のような素材を使うことで、甘熟した芋からにじみ出る蜜が袋に染み出し、食欲がそそられる。また、食べ切れなければ封をすることもできるジッパー付き。外出の際、バッグに入れて持ち歩ける手軽さも売りの一つだ。数年にわたり、サツマイモ料理研究家と共同で構想を練った焼き芋がついに実現した。
「最近、サツマイモがメディアに取り上げられることが多く、私は“芋バブル”って呼んでいます」
注目されている今をチャンスと捉え、新商品を積極的に発売していくという。若きプロデューサーの今後に期待が高まる。
焼き芋 甘熟べにはるか
道の駅くりもと、道の駅水の郷さわらほか、インターネットでも購入できます。シルクスイートの焼き芋やグミいも(干し芋)も販売。
サイズ、形による選別作業
商品PRのマーケティング会社時代の石田さん
芋の生育状況をチェック
左から「甘熟シルクスイート」「甘熟べにはるか」「グミいも」
ピンクののぼり旗が目印です(道の駅くりもと)
ついつい買ってしまうサイズがうれしい
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