カトリノ郷物語vol.31 レンコン
更新日:2017年12月1日
先駆ける 水田のレンコン
広報かとり平成29(2017)年12月号に掲載された情報です
高須 裕貴さん(大島)
学生時代、米の集荷のアルバイト先で若者の農業離れや後継者不足の深刻さに触れ、歯止めをかけたいと就農を決意。
レンコン作業場 大島257
お越しいただければ直売に対応します。
「大島で、こんなに質のいいものができるんです」
昔、米を作っていた田で育てたレンコンは、優しく水洗いするだけで白く輝く姿を見せた。一日約1,000本を収穫するという高須さんに、水稲栽培が盛んな地区であえてレンコンに挑む
「うちは代々続く米農家でしたが、両親は後を継がず、放っておけば農地が荒れてしまう状況でした。そこで農家をやると決めたものの、私は若者が参入したくなるような新しい農業がしたかったんです」
米を作ることも考えたが、自身の思い描く農業に必要な技術や可能性を求めて農機具メーカー、次いで農業法人に就職。その後、満を持して就農した。
「栽培方法を学んでいたレンコンなら、土壌や水に恵まれた地元の田んぼが生かせると考えました。それに需要があり価格も安定しているのに取り扱いが少ないところに、やりがいを感じたのもあります」
魅力ある農家になりたいという高須さん。
「作業の効率化のため、産業用無人ヘリコプターやラジコンボートの資格を取り、導入しています。私の取り組みを見て、“面白そう”と少しでも興味を持った人が就農してくれたらうれしいですね」
レンコン
基本は市場へ卸売り。
お盆の季節や年末、正月など幅広く活躍する縁起物。
水圧で泥を落としてからボートへ
優しく水洗いするだけで白く輝く
堀りたてでも、ご覧の白さ
連なるレンコンは先へいくほど瑞々しい
最先端、割ると糸を引くほど新鮮です
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