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知ることからはじめよう 性的マイノリティ(LGBTQ+)のこと

更新日:2021年11月11日

LGBTQ+(ぷらす)「データから今を知る、明日の自分を変えてみる」

こころの性とからだの性が合わなかったり、恋愛対象が同性であるなど少数派であるために、周囲から理解してもらえないことが、性的少数者の生きづらさにつながっています。

『LGBTQ+』とは?

『LGBTQ+』は、性的少数者(セクシャルマイノリティ)を表す言葉のひとつとして使われています。

  • L:女性の同性愛者(レズビアン)
  • G:男性の同性愛者(ゲイ)
  • B:同性愛者(バイセクシャル)
  • T:こころとからだの性の不一致(トランスジェンダー)
  • Q:こころの性別、恋愛の方向が定まっていなかったり、その変化している途中であるなどの人々(クエスチョニング)

それらに加えて、それ以外の性を表す「+(プラス)」を付けて『LGBTQ+』という言葉が使われるようになってきました。
また、LGBTQ+のことを理解し、応援する人のことを「ALLY(アライ:味方、支援などを意味する英語が語源)」と呼びます。

データで知る

  • 『自分はLGBTQ+』と回答した人は、8.9パーセント(注釈1)

 →およそ11人に1人がLGBTQ+である。

  • 「LGBT」という言葉の意味を知っている人の割合は80パーセント(注釈1)

 →2015年調査時37パーセントから大幅に上昇。

  • 自分がLGBTQ+だと初めて気づいた年齢

 ・こころの性とからだの性の不一致(トランスジェンダー)(注釈2)
  小学校入学前57パーセント、小学生22パーセント、中学生10パーセント
 ・同性愛 なんとなく:13歳、はっきりと:17歳(注釈3)

  • 「パートナーシップ制度」導入自治体は106(令和3年6月1日現在)

 ※パートナーシップ制度とは、法律上婚姻できないLGBTQ+のカップルなどを、自治体が婚姻に相当する関係と公的に認める独自の制度。総人口の三分の一以上をカバーしています。
 千葉県では、千葉市、松戸市、浦安市が導入しています。

  • 「同性婚」についての賛成者の割合は78パーセント(注釈1)

 →内訳は男性69パーセント、女性88パーセント。また、若年層の方が割合が高くなっています。(20代87パーセント、50代72パーセント)
注釈1:電通「LGBTQ+調査2020」
注釈2中塚幹也, 2010, 「学校保健における性同一性障害 ―学校と医療の連携」『日本医事新報』pp,60-64
注釈3:日高康晴, 2007, 「社会調査から見た性的指向と健康問題」(「ジェンダー」再考) 女性学評論,21,49-66

明日を変える、3つのステップ

1「多様な性について知る」専門家、当事者の話やニュース、ドラマ、書籍などに触れ、理解を深める。
2「習慣、常識を変える」
 (1)先入観、偏見を持たない。

  • 見た目やしぐさではわからない。
  • パートナーが異性とは限らない。

 (2)性別や関係性を決めつけないよう言葉づかいに気を付ける。

  • 「夫・妻」「主人、旦那さん、奥さん」→「パートナー」「連れ合い」
  • 「お父さん、お母さん」→「保護者」「ご家族」

3「カミングアウトをしてもしなくても安心できる環境を」
 当事者の気持ちを受け止めてくれる人がいる、「あなたはあなたのままでいい」と、個人を尊重し、安心して過ごせる居場所を作る。

よりそいホットラインでの電話相談

電話相談の専門員が、悩みに寄り添って、一緒に解決する方法を探します。

ひとりでつらさを抱えることは、とても苦しいことです。
まずは、今悩んでいることについてお話を聞かせてください。

電話による相談

電話

 0120-279-338

365日、24時間、通話無料

注釈)
一般社団法人社会的包摂サポートセンターが厚生労働省の補助を受け、運営しているものです。

千葉県弁護士会によるLGBTs専門相談

性の多様性に理解のある弁護士による、性的マイノリティの抱える悩みやトラブルなどについての相談窓口です。
「どこに相談したらよいかわからない。」、「セクシュアリティについて話しても大丈夫か不安。」という方も、安心してご利用いただけます。

予約方法など

弁護士相談の内容

電話

043-306-9873(予約用)

受付時間

平日午前10時から午後4時(午前11時30分から午後1時を除く)

相談料

初回相談 30分無料

相談方法

面談

場所

担当弁護士の事務所(県内)

どなたからでも

ご家族や職場・学校の方、お友達、周りの支援者・相談窓口からのご相談やご紹介も対応します。

よくある相談の例

・職場で、性的マイノリティであることを理由に不当な扱いを受けている
・パートナーから暴力を受けている
・自分に何かあったときのため、パートナーに財産を残したい など

性的マイノリティについて詳しく知ろう

こころの性別や好きになる性別には、色々な種類があります。
あてはまる種類が少数派である場合、「性的マイノリティ」といわれます。

ここでは、その考え方について説明します。

性自認(こころの性)について

性自認とは、自分自身で自分の性別をどのように認識しているのか、ということです。
「こころの性」と呼ばれるものです。

多くの人は、性自認(こころの性)と生物学的な性(からだの性)が一致していますが、このふたつが一致しない人もいます。

そのために、違和感を感じたり、からだの性をこころの性に近づけるために身体への適合手術をする人もいます。

また、性自認は、自分でコントロールできるものではありません。

そして、流動的であることから、違う性別に変化する場合もあります。

性自認(こころの性)の種類
性自認での性別 状態
男性 男性
女性 女性
中性 男性と女性の中間地点
両性 男性でもあり女性でもある
無性 男性でも女性でもない

不定性
(クエスチョニング)

  • 性自認が定まっていない
  • (意図的に)定めていない
  • 流動的に変化している途中の期間

注釈)
性自認は、生物学上の性別(からだの性)や戸籍上の性別とは別のものです。

性的指向(恋愛の対象となる性)について

性的指向とは、自分の恋愛対象がどういう性別の相手に向かうのかを示すものです。

また、性自認と同じく、性的指向も自分でコントロールできるものではありません。

そして、流動的であることから、変化する場合もあります。

性的指向の種類
種類 好きになる相手 例 (自分→好きになる相手) よく使われる呼び方
異性愛 異性

男性→女性
女性→男性

 
同性愛 同性

男性→男性

ゲイ

女性→女性

レズビアン
両性愛 異性・同性

男性→男性・女性
女性→男性・女性

バイセクシャル
無性愛 どちらも好きにならない

男性→なし
女性→なし

 

注釈)
ここでいう「性別」は、「性自認」している性別のことを指します。

なお、性自認と性的指向は別々のものです。

そのため、そのふたつの組み合わせには様々なパターンがあります。

「性自認が男性、性的指向は異性愛」
「性自認が女性、性的指向は同性愛」
「性自認が両性、性的指向の対象は男性」 
「性自認が無性、性的指向の対象は両性」  など


まずは、周囲が性的マイノリティについて知ること、理解を深めることが、偏見や差別をなくす第一歩です。
そして、個性を受け入れて、ひとりひとり認め合うことが必要です。

すべての人がのびやかに活躍できる社会へ

性的マイノリティに限らず、人種、文化、外見、性格、身体、そのほかひとりひとりが持つあらゆる背景について、誰しもが様々な個性を持っています。

自分と自分のすぐ隣にいる人とも何らかの違いがあり、それが個性であり、多様な社会の一部であるともいえます。

どんな多様な個性でも、理解し、受け入れることのできる、どんな人でも自分らしくのびやかに活躍できる社会に向けて、ひとりひとりができることから第一歩を踏み出しましょう。


性の多様性を表す「レインボーフラッグ」

リンク集

注釈)性的マイノリティ支援団体

このページの作成担当

市民協働課 人権・市民相談班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所2階)
電話:0478-54-1138 ファクス:0478-52-4566

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