スロバキアカヌーチーム事前キャンプ記念動画を公開!

更新日:2022年3月29日

東京オリンピック銅メダリストの事前キャンプ動画を制作しました

2021年7月、水上スポーツの聖地「小見川」で事前キャンプを行った世界トップレベルのスロバキア共和国カヌースプリントチーム。見ごと、銅メダルを獲得した選手たちのオリンピック直前3週間にわたるトレーニングの漕跡を動画に収めました。
コーチによる現地視察から、駐日スロバキア大使をお招きした事前キャンプ記念「銘板」お披露目式の様子まで紹介しています。ぜひご覧ください。

スロバキアのカヌー代表チームが、カヤックフォア(K4)種目で、銅メダル獲得!


メダル獲得後、香取市の応援メッセージの入った国旗を掲げ、満面の笑みの選手団の皆さん

市内の小見川ボート場で事前キャンプを行ったスロバキアカヌースプリントチームが、最も得意とするカヤックフォア(K4)種目で、銅メダルを獲得しました。

選手団からは、「事前キャンプでは、(要望に対し)迅速な対応をしていただき、とても環境のよい充実したキャンプを過ごせました。メダルを取れたのは、家族のように接してくれた(香取市の)みなさんのおかげです。」と喜びを話していました。

なお、競技結果は次のとおりです。

男子カヤックシングル(K1、1000メートル)
競技日程 備考

予選
8月2日(月曜日)午前10時37分

2位 準決勝へ

準決勝
8月3日(火曜日)午前10時00分

6位  B決勝へ

B決勝(順位決定戦)
8月3日(火曜日)午後0時12分

6位 全体14位
男子カヤックペア(K2、1000メートル)
競技日程 備考

予選

8月4日(水曜日)午前11時22分
3位 準々決勝へ

準々決勝
8月4日(水曜日)午後1時18分

2位 準決勝へ

準決勝

8月5日(木曜日)午前10時26分
6位 B決勝へ

B決勝(順位決定戦)

8月5日(木曜日)午後0時47分
2位 全体10位
男子カヤックフォア(K4、500メートル)
競技日程 備考

予選

8月6日(金曜日)午前10時44分

2位 準決勝へ

準決勝

8月7日(土曜日)午前10時21分
2位 決勝へ

決勝

8月7日(土曜日)午後0時37分

3位 銅メダル

「祝・スロバキア銅メダル!」事前キャンプのフォト展示を開催

スロバキアの事前キャンプ記念とし、カヌースプリントチームのサイン入りユニフォームを市役所に展示しました。
また、練習風景や、書のパフォーマンスを行った歓迎セレモニー、小見川海洋クラブの皆さんとの水上交流会の様子を写真で紹介。
ぜひご覧ください。

  • 期間 8月12日(木曜日)から9月3日(金曜日)まで(終了しました)
  • 場所 市役所1階情報コーナー
  • 内容 選手のサイン入りユニフォーム、事前キャンプ中の写真の展示

「祝・スロバキア銅メダル!」フォト巡回展を開催中

山田支所

  • 期間 9月7日(火曜日)から10月4日(月曜日)まで
  • 場所 山田支所1階ロビー

栗源支所(さつき館)

  • 期間 10月6日(水曜日)から10月31日(日曜日)
  • 場所 栗源支所1階ロビー

小見川いぶき館

  • 期間 11月2日(火曜日)から11月30日(火曜日)
  • 場所 小見川いぶき館1階

以下は、事前キャンプ時の内容です。

令和3年7月12日から7月30日まで、事前キャンプを実施しました。

ポスター
スロバキアのカヌースプリントチーム

スロバキアカヌースプリントチームが、東京2020オリンピックに向けた事前キャンプを香取市で実施するに伴い、令和2年11月に駐日スロバキア大使をお招きし、覚書締結式を執り行いました。
黒部川の小見川ボート場にてスロバキアのカヌースプリントチームがメダル獲得を目指して事前キャンプを実施しました。

7月12日、19日に、総勢14人の選手団(スタッフ含む)が来日

香取市で事前キャンプを行うため、7月12日は5人、7月19日には9人のスロバキア選手団(スタッフ含む)が来日しました。
空港からバスに乗った選手団の皆さんは、宿泊先のスポーツ・コミュニティセンターに到着すると、笑顔で「コンニチハ」とあいさつをしながらバスから降り、スロバキアの国旗を振る職員ににこやかに手を振っていました。
また、館内に飾られた小見川高校の生徒の皆さんの作品を写真で収めたり、日本の文化を少しでも知っていただければと飾った、盆栽や掛け軸を興味深く眺めたりと、とてもリラックスして過ごしていました。

歓迎セレモニーを開催

7月21日に、スロバキア選手団を応援するため、小見川スポーツ・コミュニティセンターで歓迎セレモニーを開催し、選手6人とスタッフ8人へ、書のパフォーマンスなどを披露しました。
宇井市長は、「世界のトップレベルのチームをお招きできて、水上スポーツを推進する市としてもこの上ない喜びです。オリンピックという最高の舞台で最大の力を発揮できるようサポートしたい」と挨拶し、市から選手団へのプレゼントとして、勝負の神様として名高い香取神宮のお守りと、成毛教諭の書をもとに市職員がデザインした手ぬぐい、地元産の野菜や果物を贈りました。
スロバキア選手団のフィリップ・ペトラ監督は「生涯学習課の職員をはじめ、すべての人に感謝しています。香取市の皆さんも五輪を楽しんでいただけたらうれしいです」と市長にサイン入りのユニフォームが贈呈されました。
また、日本文化を伝えるため、県立小見川高校書道部顧問の成毛沙弥香教諭による席上揮毫(きごう)を披露。「漕魂」、「艇」の文字を書き上げ、選手たちから拍手を浴びました。

小見川海洋クラブとの交流会

7月24日には、地元カヌークラブの「小見川海洋クラブ」の選手たちがスロバキアの選手とのカヌー交流(合同練習)を行いました。両選手たちは、距離を保ちながら一緒に1000メートルをカヌーで漕いだり、写真撮影にも気軽に応じたりしていました。
また、最後には100メートル競漕を行い、参加した海洋クラブの選手たちは、「楽しかった。スロバキア選手の1ストロークの進みが大きかった。」などと貴重な体験を喜んでいました。

練習の様子

いざ、決戦の地「東京」へ!(7月30日)

7月30日、事前キャンプを終えたスロバキア選手団が東京の選手村へ向け、小見川スポーツ・コミュニティセンターを出発しました。
水上交流会を行った小見川海洋クラブのみなさんなどが応援メッセージを書いたスロバキアの国旗を選手団に手渡すと大変喜び、選手たちはスロバキア語で「ヂャクエム(ありがとう)」「ドヴィヂェニャ(さようなら)」と手を振りながらバスに乗り込みました。
また、黒部川からはカヌーに乗った海洋クラブの皆さんが、選手団の乗ったバスと並漕し、手を振りながらエールを送るシーンもあり、選手たちは笑顔で決戦の地、東京へ出発しました。

事前キャンプの概要

  • 日程 令和3年7月12日(月曜日)から7月30日(金曜日)
  • 場所 小見川ボート場(黒部大橋付近)
  • 人数 選手6人、コーチ等スタッフ8人(予定)
  • 宿泊所 小見川スポーツ・コミュニティセンター(スロバキアのシェフ帯同で自炊)

注釈:小見川スポーツ・コミュニティセンターは、7月12日(月曜日)から7月31日(土曜日)まで、全館貸切となるため 利用中止となります。

新型コロナウイルス感染症対策

  • チームは出国前に2回検査し、陰性を確認し、入国します。また、入国時にも空港で検査をし、陰性の場合のみ入国可能となります。
  • チームおよび選手等と一定の接触がある関係者は毎日PCR検査を行います。
  • 新型コロナウイルス感染症対策を示した「選手等受入れマニュアル」のもと、感染対策を行います。
  • チームは、原則、宿泊場所と練習会場以外は自由に行動できません。
  • 宿舎の小見川スポーツ・コミュニティセンターは、一般市民の方と接触しないよう全館貸切となります。

事前キャンプとは

各国のオリンピック選手が選手村に入る前に、時差を解消したり気候に順応したりするなど、コンディションを整えるために行うトレーニングのことです。オリンピック本番でより良いパフォーマンスを発揮するための重要な期間です。

カヌースプリント競技とは

一定区間内(200メートル、500メートル、1000メートル)で、1人乗りから4人乗りまでの艇を使用して、波のない水面上の直線コースをパドルで漕いで疾走する競技です。ボート競技と同じく、スピード感があって迫力のある競技です。

小見川高校生、香取特別支援学校による「スロバキアおもてなし作品」を展示

地元小見川高校生が、スロバキア選手にエールを送るため、事前キャンプ中に宿泊先のスポーツ・コミュニティセンター館内に飾る「おもてなし作品(絵画、書道、写真など)」を制作していただきました。
また、神崎町にある香取特別支援学校の皆さんからも応援メッセージを書いた作品をいただき、館内に飾りました。

小見川ボート場はこんな所

一級河川黒部川にある小見川ボート場は、平成2年に県内唯一の公認ボートコースに認定されました。
数多くの全国大会の開催や年間を通して、高校生等の練習や近県の強化合宿が行われるなど、千葉県の水上スポーツの聖地として、強化の拠点となっています。

主な大会実績

  • 昭和48年 若潮国体ボート競技
  • 平成2年 全日本実業団ボート大会
  • 平成17年 全国高等学校総合体育大会ボート競技
  • 平成22年 千葉国体ボート競技
  • その他、全日本学生カヌー選手権大会 日本代表ボートチームの合宿など

香取市が選ばれた理由

今年1月にスロバキアチームのコーチが現地視察を行いました。
そこで、トレーニング環境が充実していることや、空港や東京へのアクセスがよいことなどが評価され、選定されました。

これまでの経緯

スロバキアカヌーコーチが小見川ボート場を現地視察

  • 日時 令和2年1月29日 

スロバキアカヌースプリント競技のコーチ2名が来日し、事前トレーニングキャンプの候補地選定のため、小見川ボート場等を視察。

事前キャンプに関する覚書締結式

  • 日時 令和2年11月19日 

マリアーン・トマーシク駐日スロバキア共和国大使を香取市にお招きし、覚書締結式を行いました。
また、駐日大使から香取市へ伝統工芸品のクリスタル製品が、香取市からは佐原の町並みの切り絵と地酒セットを贈呈しました。

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