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やまだ広報 4月中旬山倉第二保育園での写真

カエデの木の上は僕らの秘密基地
「あっ、てんとう虫見つけた!早くしないと逃げられちゃうよー」

-2003年5月号-

町の人口(4月1日現在)

11,457人

男 5,697人
女 5,760人

町の世帯数(4月1日現在)

2,987世帯



-5月号より−
1ページ目
学童保育スタート
やまだ・まだまだアラカルト
2ページ目
きらり−林 浩美 さん
まちかどボイス
3ページ目
先生のタイムカプセル−菅谷哲男先生




放課後もひとりじゃないよ

学童保育の写真
−学童保育スタート−

 家族が働いているなどの理由で、放課後帰宅しても一人になってしまう小学校低学年の子どもたちを預かる「学童保育」。 昨年4月には山倉第二保育園で始まり、今年の4月からは町の児童館に「山田町学童保育所」が開所し、八都小学校区を対象に試験運用しています。


一通の手紙
 「私は2人の子どもを持つ親です。現在夫婦共働きをしており、子ども2人は朝8時から5時半くらいまでの間、保育園で預かっていただいている状況です。 ところが、来年上の子が小学校に上がるとなりますと、学校から帰宅してから私が帰宅する3、4時間の間、一人ぼっちになってしまい非常に心配です。 私が仕事をやめるということも考えましたが、一人の収入ではとてもやり繰り出来ず、現在の経済状況では再就職も難しいと思われます。 また、今後は共働きの家庭が増えていくと思いますし、私の周りにも同じ悩みを持った方がいます。ぜひ学童保育を八都地区でもご検討いただけないでしょうか?」

 昨年9月、一人のお母さんから町に届いたメールです。最近は、若い世代が独立して家を構える住宅地ができ、また従来の3世代同居世帯でも祖父母が若く現役で働いているケースが増えています。
 学童保育への要望は将来的に増えていくだろうと考えた町は、まず翌年八都小学校の1年生〜3年生となる児童81人の保護者に希望調査を実施。17人ほどの希望者がいたため、町の中央にある児童館で学童保育を試験的に始めることにしました。


児童館で
子どもたちにやさしい笑顔を向ける指導員の写真 4月、学童保育に通ってくる子どもたちは6人。また、夏休みなどの長期休業時には2人増える予定です。昼間、家庭で児童をみる人がいない場合、月額1万円の保育料で入所します。
 子どもたちは放課後、委託を受けたシルバー人材センターの迎えの車にのって児童館へ来ます。 それから家の人が来る夕方5時45分まで、2人の指導員のもとで、本を読んだり外の遊具で遊んだりして過ごします。
 子どもたちを見守る指導員は、町の嘱託の児童館厚生員3人と、山倉第二保育園の保育士2人の交代制。開所して2週間後 「最近は子どもたちもルールをわかってきて、自分たちで積極的に過ごせるようになってきました」と話してくれたのは厚生員の宮崎真子さん。自身も夕方別の指導員に仕事をバトンタッチして、隣町の学童保育所へ子どもを迎えに行くお母さんです。 「学校が終わって家で緊張がほぐれる子とは違うので、楽しく過ごさせたい」と子どもたちにやさしい視線を送ります。また、今年厚生員になったばかりの斉藤希代美さんは「みんなで七夕会や誕生会などもやれたら。保育園でも小学校でもない、学童保育でしかできない何かをやっていきたいです」と、 これからの展開を模索しています。


楽しみに
 今のところ、迎えに来るのは皆お母さんたち。「いやだと言うかなと思ったら、すごく楽しいって」、 「もっと遅く迎えに来てくれたらいいのにって言ってます」と子どもたちの声を教えてくれたお母さん。また、学童保育が始まるのを待っていたというお母さんは、 「どうやったら一人で家にいられるかと、いろいろな方法を試してみたんです。でも一人でおくというのは心配だった」と安堵の表情。 誰かに見てもらっているという安心感と、「楽しいよ」という子どもたちの反応が、お母さんたちをほっとさせているようです。


これから
 昨年秋に行った住民アンケートで、子育て支援策についても聞いています。特にパートやアルバイト層では、4割の人が職場復帰制度の普及を一番に望んでいました。 学童保育の背景には、冒頭の手紙にもあったように、小さい子どもを持ちながら働くお父さん、お母さんを取りまく今の厳しい社会環境が見え隠れしています。
 今回、学童保育が始まった山倉小と八都小学校区以外の地区では、対象者があれば地元の保育園と協議をして対応を考えていくそうです。 すでに学童保育に取組んでいる香取郡内の5町では、今一番の課題が交通手段の確保。 小学校から歩いて来られる保育園はまだしも、中央の施設まで連れてくるには、車を巡回させるなどの措置が必要です。 それも曜日や学年、学校によって終業時間もまちまちなため、日程調整に追われているという話も聞きます。
 そんな課題を一つずつ乗り越えながらの学童保育。働きながらの子育てを応援していきます。



やまだ・まだまだアラカルト
山田町で開催されたイベントや地域の話題を紹介します。

八重垣神社の白川流十二座神楽

湯神楽で五穀豊穣を願う


稚児舞の写真  3月20日の神楽奉納には、新里を始め県内各地からカメラを手にした人たちが集まりました。 神楽殿の前の駒寄内に据えられた大釜の湯を熊笹の葉で参列者にかける神事は、町内の神楽でもここだけです。
 また、この神楽を奉納する新里芸能保存会では、今年新たに加わった1人を含む女性3人がベテランに混じって笛などの音曲や舞を担当。 伝統芸能を受け継ぐ人たちの裾野を広げています。

直売所・レストラン「風土村」オープン

自慢の産品(うまいもん)をどうぞ!


風土村の写真  「どんどん増えた仲間を大事にしながら、地元の農産物をもっともっと元気に広めていきたい」。 3月21日のテープカットで、風土村の高木邦彦社長は生産者やお客さんを前に力強く宣言。 ナスやネギ・トマトが大人気な店舗での写真
農業経営者7人が会社を設立して作った店舗には、地元野菜を中心に農産物加工品、花、岩手山田の海産物などが並びました。 この日訪れた地元の人からは、「ここをきっかけに山田に人が立ち寄ってもらえたら」と期待の声が多く聞かれました。

山倉大神の白川流十二座神楽

心をこめて舞を奉納


稚児舞の写真  山倉芸能保存会では、4月6日に山倉大神で神楽を奉演しました。 中でも今年初めて面をつけて舞った2人は、芸座経験者の女子高生。山倉では小・中学生の頃から祭りの芸座の仲間に入って練習しているため、 その中から神楽舞の演者も生まれます。
 境内では、地域の人たちでつくる「一志会」の奉仕で神楽に集まった観客に餅が振る舞われ、祭りをみんなで盛り上げていました。

牧野の森「桜の里」で初めての春

桜、すくすく育っています


牧野の森の桜の写真  昨年12月、町内の里親のみなさんが約500本の桜の苗木を植樹した牧野の森「桜の里」。 その後、整備が少しずつ進み、山の周囲にはゆっくり散歩が楽しめるように遊歩道も作られています。 4月上旬、初めて迎えた春に、いくつかの木では花を数輪咲かせていました。 晴れた日にはカメラを持った里親のみおなさんが、初めて咲いた自分の桜の花を記録に残しておく姿も見られ、 すでに来春が待ち遠しい、そんな「桜の里」でした。

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