-2003年3月号-
小さい頃から家族と一緒に畑にでていた ここでいろんなことを学んできた それが自慢の野菜となって実を結ぶ この満足感がたまらなくいい 「農業って楽しい!」 そんなとびっきりの笑顔と一緒に この野菜をみなさんへ届けます
-3月号より− 1ページ目 農業からの挑戦・風土村に夢託す 2ページ目 できごとアラカルト 3ページ目 ひと−木村敦さん |

「風土村」を立ち上げた農業者の横顔それまで個々に事業を展開していた農業者が、昨年8月に「有限会社 風土村」を設立。 本業を抱えながらの準備で忙しい日々が続く中、新しい事業にかける期待はそれぞれにふくらんでいる。 |
わくわくすることをやる、これが大事。木邦彦さん(高野)
「これから「風土村」が一つの発信源となりますから、我々にとってもここを介していろんな発信元が生まれてくる。
今は夢を描ける時代、ものすごいチャンスです」
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ここができたら、農業の考え方が変わると思う。木内道明さん(鳩山)
「今までは市場へ持って行って買ってもらうだけだったのが、これからはうまくいけば契約栽培も出来るし、
そうすれば農家も見通しがきくようになって安定経営につながると思うよ。
シルバー世代の中でも、こつこつ「風土村」に出荷するというのが生き甲斐になるってことだって考えられるんじゃないかなあ」
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可能性を秘めた楽しみな拠点です。木内博一さん(新里)
「すでに販売にきっちり目を向けた生産体系をつくらなくてはいけない時代。
販売のさまざまな形を提案していくことが、消費者サービスにつながると思います」
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ここにきて自分で売ろうという意識が生まれた。越川定勝さん(新里)
「これまでは組合とかを頼ったら売れるってことだったから、ものを作って売るってことを知らなかったんだよね。
もう自分で売らなきゃ売れないという時代に来てるから、ちょうどいいタイミングだったな。「風土村」では、山田町にはこんなものがあるんだよ、
というのを是非見せたい」
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山田町は流通面も、土もいい。結構条件はいいと思うんですよ。菅谷幸一さん(南四ツ塚)
「山田町の農業って、あんまり元気ないから、その現状を変えたいって思った。今若い後継者が全然いない。魅力を感じてないってこと。 でも、口に入るものは国内産でなきゃっていう人は必ずいると思う」 |
直売所ができることで、周りの産業もうまいことになれば。木内一さん(桐谷)
「うちでもやっているけど、直売所というのはお客さんの反応がわかる、そこだよね。
梨の木は春に白い花が咲く、そんな風景も足をのばして身に来てくれたらいいかなあ」
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作ったものをどんどん「風土村」に持ってきてほしい。長嶋透さん(新里)
「生産者の顔の見える販売方法は、それを口にする方から直接反応があるから、山田町の農産物は評価が上がるんじゃないかな。
真心のこもった美味しいものはきっと評価してくれるはず。
良いものが高い評価を受けるための窓口になればいいなって思います」
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直売所の役割は、なんといってもアンテナショップ。消費者ニーズを収集し、その情報を生産者へ、あるいは生産者の情報を消費者へという発信が欠かせない。
直売事業の中心となる木内道明さんは「農畜産品だけでなく広く地場産品も売るし、加工品も手がけていく。岩手山田コーナーもあります。加工品も、どっかで山田町と関わりを持つというようなこだわりを持っていきたい」
と話す。ここでは町の産品を大いにPRできる。木さんは言う。「いいものを作ったら、それを世に出すという責任も生まれてくるんです」。
「風土村」の直売所構想には、早い段階でレストランも組み込まれていたという。飲食事業について木さんは「食品というのは食べてもらって、それで価値を知っていただくもの。その食材をどんな風に食べるんだろうか、
ということもここで提案したい」と話す。
そもそも「風土村」を立ち上げた根底には、地域をもっと元気にしようという思いが7人全員にあった。



