土砂災害

更新日:2021年8月6日

土砂災害とは

 土砂災害とは、大雨や地震により発生する自然災害で、次の3種類があります。

  • がけ崩れ(急傾斜地崩壊)
     斜面が急激に崩れ落ちる
  • 土石流
     山や川の石や土砂が水と一緒になって激しく流れ下る
  • 地すべり
     断続的に斜面が滑り出す

 土砂災害は発生予測が大変難しい災害です。しかし土砂災害にもいくつかの前兆現象があります。それらの前ぶれを理解し、日頃から備えましょう。

がけ崩れ

 がけに割れ目が見える
 がけから水が湧き出ている
 がけから小石がぱらぱらと落ちてくる
 がけから木の根が切れる等の音がする

土石流

 山鳴りがする
 急に川の流れが濁り流木が混ざっている
 雨が降り続いているのに川の水位が下がる
 腐った土の臭いがする

地すべり

 沢や井戸の水が濁る
 地面にひび割れができる
 斜面から水がふき出す
 家や擁壁に亀裂が入る
 家や擁壁、樹木や電柱が傾く

土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域

 土砂災害警戒区域とは土砂災害のおそれがある区域です。土砂災害特別警戒区域とは土砂災害警戒区域のうち、建築物に崩壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれがある区域です。

 香取市では、がけ崩れ(急傾斜地崩壊)のおそれのある区域として162箇所が土砂災害警戒区域に指定されており、そのうち157箇所が土砂災害特別警戒区域に指定されています。

注釈:ただし、指定された区域だけが危険なわけではありません。前述のような前ぶれがあるような場合は指定区域と同様に注意しましょう。

香取市の土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域(千葉県ホームページ)

新たな土砂災害警戒区域等(基礎調査予定箇所)の選定について

 土砂災害警戒区域等の指定は千葉県が行いますが、新たな区域指定のための基礎調査予定箇所を選定し、概ね5年間で区域指定の完了を目指して手続きを進めていく方針を示しました。

 市内の基礎調査予定箇所は465箇所あり、該当箇所は「ちば情報マップ」に掲載されています。

上記リンクをクリック後、「防災情報」、「土砂災害警戒区域等」を順にクリックしてください。

基礎調査予定箇所にお住まいの方も避難

 これら基礎調査予定箇所にお住まいの方についても、土砂災害の危険が高まった場合の避難対象となりますので、「ちば情報マップ」で確認していただくようお願いします。

土砂災害警戒情報

 土砂災害警戒情報とは、土砂災害による被害の防止・軽減のために、大雨による「がけ崩れ」と「土石流」の発生の危険性を対象として、大雨警報が発表されている状況で土砂災害が発生するおそれが高まった時に、市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、千葉県と銚子地方気象台が共同で発表する防災情報です。

 土砂災害警戒情報が発表されると、防災行政無線等で避難に関する情報を発表します。避難に関する情報が発表された時、あるいは自分で危険を感じた時は速やかに避難所等に避難しましょう。

土砂災害警戒情報の発表状況等の確認方法

千葉県土砂災害警戒情報システム

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。 Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)

このページの作成担当

総務課 防災対策班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所4階)
電話:0478-50-1201 
ファクス:0478-52-4566

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで