水防対策について(避難を促す緊急行動)

更新日:2021年8月12日

住民参加による堤防点検を実施

 平成27年11月16日、国土交通省利根川下流河川事務所では、平成27年9月の関東・東北豪雨で、鬼怒川の堤防が決壊し茨城県常総市において甚大な被害が発生したことを受けて、「洪水に対しリスクが高い区間(重要水防箇所等)」において各行政機関と共同点検を実施するとともに、沿川住民の方にも参加頂きお住まいの地域での避難行動に理解を深めて頂きました。

各種情報を確認しましょう

 近年、記録的な豪雨が以前よりも頻繁に観測され、全国各地に大きな被害をもたらしています。市内の雨量は少なくても、河川の上流域で大雨が降った場合は、河川が増水する恐れがあります。上流域の増水が、市域の河川に達するまでには時間がかかります。上流域の降雨情報にも注意してください。
 リアルタイムな情報を入手することで自らリスクを察知し、危険を感じた場合は市からの勧告等がなくても、地域の皆さんで主体的な避難行動をとりましょう。

雨量状況を確認

リアルタイムな雨量状況が確認できる「XRAIN GIS版」

地図上に降雨状況を色分けして表示した画像
XRAIN GIS版

河川の水位状況を確認

河川の水位状況を確認できる「川の防災情報」

川の断面図に水位を表示した画像
テレメータ水位(利根川)

洪水に関する日頃からの備え

地域の重要水防箇所を確認

 洪水時に特に注意が必要な箇所を重要水防箇所といいます。
主な基準としては、

  • 堤防の高さが低い箇所
  • 堤防の幅が細い箇所
  • 過去に堤防が崩れた箇所
  • 川の水あたりの強い箇所
  • 過去に堤防から水がにじみだしたことのある箇所

などがあります。

利根川下流地域における重要水防箇所の区間は、全区間192.8キロメートル中、14.3キロメートルに及びます。
詳細は、以下の国土交通省利根川下流河川事務所ホームページをご覧ください。

国土交通省ハザードマップポータルサイトの活用を

 災害時の避難や、事前の防災対策に役立つ情報を公開しています。

大雨が降ったとき

  • どこが浸水するおそれがあるか?
  • どこで土砂災害の危険があるのか?
  • どこの道路が通行止めになりやすいのか?

地震のとき

  • どこが揺れやすいのか?
  • 活断層はどこにあるのか?
  • 大規模な盛土造成地はどこなのか?など、様々な防災に役立つ情報が得られ、全国どこでも1つの地図上で重ねて閲覧できる「重ねるハザードマップ」や全国の市町村のハザードマップを閲覧することができる「わがまちハザードマップ」を利用することができます。

はん濫シミュレーションの確認

 国土交通省利根川下流河川事務所は、利根川下流部において洪水により堤防が切れた時のシミュレーション画像を公開しています。
 破堤地点は、浸水想定区域図を作成するために選定した地点であり、大規模な洪水時には、この破堤点以外でも破堤する可能性はあります。

地図上に川がはん濫していく状況を色分けして表示した画像
想定破堤点は利根川左岸39.5キロメートル地点(香取市北佐原付近を想定)48時間後

香取市総合防災マップを確認

 香取市総合防災マップは、洪水・土砂災害・揺れやすさ(地震)のマップを掲載したものです。
皆さんがお住いの地域における災害の危険性を把握していただき、安全に避難していただくために作成したものです。

このページの作成担当

総務課 防災対策班
〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 (市役所4階)
電話:0478-50-1201 
ファクス:0478-52-4566

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