日本遺産に認定「北総四都市江戸紀行 ~江戸を感じる北総の町並み~」

更新日:2024年2月2日

 香取市のほか佐倉市・成田市・銚子市にまたがる北総四都市の町並み群が、「日本遺産審査委員会」の審議を経て、平成28年4月25日に「日本遺産」に認定されました。

北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み

佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群

申請者

香取市・佐倉市・成田市・銚子市・千葉県

ストーリーの概要

 北総地域は、百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、利根川東遷により発達した水運と江戸に続く街道を利用して江戸に東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えた。江戸からは庶民も観光旅行に訪れ、江戸文化を取り入れた独自の町が発展した。
 特に、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子の北総地域の四市は、東京近郊にありながら、4種の町並みや風景が今も残り、江戸情緒を体感することができる。
 成田空港からも近い、江戸庶民も訪れたこれらの都市は、世界から一番近い「江戸」といえる。

北総四都市江戸紀行~江戸を感じる北総の街並み~ 公式HP

北総四都市の情報のほか、まちあるきに便利な公式アプリもダウンロードできます。

主な構成文化財

 香取市においては、「佐原の重要伝統的建造物群保存地区」、「佐原の山車行事」、「伊能忠敬関係資料」、「香取神宮(本殿、楼門、旧拝殿など)」、「津宮河岸の常夜灯」、「佐藤尚中誕生地」などの文化財に、それらの特色が見られます。


江戸から続く佐原の町並みと舟運・祭りの文化

日本遺産とは

 日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。平成27年度には18件、平成28年度には、「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」など19件が認定されました。
 魅力ある有形・無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦力的に発信することによって、地域の活性化を図ることを目的としています。

日本遺産北総四都市江戸紀行活用協議会

 日本遺産北総四都市江戸紀行活用協議会とは、関係団体の連携強化を図りながら、日本遺産ストーリーを構成する文化財をはじめ歴史的資源を効果的に活用し、次世代への継承と地域の活性化及び観光振興に資することを目的とし、申請自治体が中心となり設立したものです。

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このページの作成担当

生涯学習課 文化財班
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